経営者の皆様、おはようございます!
会社って誰のもの、または誰の為のものだと考えますでしょうか?
10年・20年前、MBAでは「会社は株主のもの」と教わっていました。会社は100%株主の為に存在すると。特にアメリカではそのように考えられておりました。
2019年8月19日、米国の主要企業の経営者団体、ビジネス・ラウンドテーブルは「会社の目的」に関し、これまでの「株主第一主義(shareholder primacy)」を見直し、すべてのステークホルダーの利益に配慮することにコミットしました。
もし、会社が株主の為だけに存在したら、取引先のリスクや従業員のリスクはなおざりにされ、社会的責任や自然への配慮も、株主が仕方ないなぁと思う範囲に留まってしまいます。
これって、「株主第一主義」を変えたくはなかったけど、昨今のESG投資への高まりを考えると、変えざるを得なかったのだと思います。
そんな株主の為だけの会社は、誰も応援したくないんです。
今となっては、日本は進んでいたんですね! 近江商人の3方よし。「売り手によし、買い手によし、世間によし」。伊藤忠商事のHPには、経営理念の根幹であるとも書いてありました。
渋沢栄一が注目されているのが、「開放的な経営」と「倫理と利益の両立」。多くの人から資金を集め、皆への利益が渡るようにし、倫理と利益の両方を実行した。「論語と算盤」には、
「弟子たちが孔子の事について書いた「論語」という書物がある。ここには今、われわれが道徳の手本とすべきもっとも重要な教えが載っている。」
「ソロバンは論語によってできている。論語もまたソロバンの働きによって、本当の経済活動と結びついてくる、だからこそ論語と算盤はとても離れているように見えて実はとても近いのである。」
論語を道徳 ソロバンを利益 と読み替えると、
道徳と利益はとても離れているように見えて実はとても近い と読めます。
これからの時代、企業や会社は、すべてのステークホルダーだけでなく、動物や自然、地球全体に良い事をするとコミットしていく事がとても重要だと思います。
道徳心を持って、それを実行することが最終的に利益につながると。
それをコミットするのが経営理念と考えます。経営理念や、Mission, Vision, Core Valueで会社の目的や実現したい社会、価値観をきちんと従業員、お客様、社会に伝えていく事が、社会から応援してもらうためには大変重要になってくると考えますが、皆様いかがでしょう?