失敗をどのように事故処理するかを学びました。ここからは失敗の価値をさらに高めるために周りの人にシェアをすることをテーマとします。
年配者、特に男性は先輩として自分の武勇伝や成功事例を話したくなります。後輩に夢を与えることも大切ですので絶対にダメとは言いません。でも優先的に伝えるべきは成功事例よりも失敗談です。
全員が実行できる成功法則は無いが、誰がやってもダメな方法はほとんどダメというのがその理由です。
成功するにはいくつかの条件に恵まれる必要がある。その条件の多くは再現性が低く、同じことをやろうとしても簡単にはできません。一方で、他の人がやってダメだった方法は、その後もダメなことが多いものです。ですから優先的に教えるのは成功事例よりも失敗談であると考えることができるのです。
そもそも仕事の改善というのはダメだったことの理由を検証して、それを繰り返さないようにするものです。エジソンは「999の失敗」をしたのではなく、「999のダメな方法を立証した」という考え方をしています。
ただし、わざわざ同じ失敗を繰り返させる必要は通常はありません。しなくて良い失敗はそれ以上繰り返す必要はないのです。そのためにも失敗は積極的にシェアしていきましょう。決して恥ずかしいことではありません。