マズローの5段階欲求説 人間だもの

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コラム
「保健室まるみ」です。
ココナラで電話相談と
テキストでの相談をやってます。


前回に続き、
マズローの5段階欲求説について書いてみます。


2段階目は「安全の欲求」です。
身の安全が欲しい、
健康でいたい、
経済的に安定したいなどが入ります。



いつ崩れるかわからない不安定な
状態を脱出して、
少しでも秩序のある、
安心できる環境で暮らしたい、
ということです。



雨風をしのげる家が欲しい
寒い時は温かい衣類が欲しい
暴力振るう家族から逃がれたい
病気であれば薬が欲しい
毎月資金繰りにビクビクする生活から
脱出したい



普段意識していないかもしれないけれど、
非常に強く感じる欲求ですよねー。



ここで1つ「歌手志望の若者」の例を
出してみます。



歌手になりたいっていう欲求(夢)は
5段階目の「自己実現の欲求」だと思いますが、
それを抱いた時、
2段階目の「安全の欲求」も感じます。



歌手になるにはどうしても下積み期間があって、
下積み期間は収入が少なくて生きるのがやっと。
そんな時はやっぱり最低限の生活ができる
お金が欲しいと思いますよね。



こうして1つの欲求(叶えたいこと)
があると、それに関連して
5段階の複数の欲求を同時に持つということは
ありますね。



前回のブログで
下から1段ずつ順番に満たすんだ
と書きましたが、
現実生活ではいくつかにまたがることが
多いと思います。

5段目に到達したからといって
1段目2段目は関係ないということでは無い
ということです。



だから、5段目の欲求を持っていながら
「自分は1段目2段目の欲求をもつ人間なんだ」
ということを忘れないでいたいと思います。



キャベツを食べて芸人として成功した人
の話などを聞くこともありますが、
それで2ヶ月3ヶ月はどんなに意志強固でも
無理ではないでしょうか。
栄養失調で足が立たなくなると思います。



そしてそういう肉体が限界に近づく時
人間の精神も通常運転では無くなるので
段々冷静な判断ができなくなります。



完全に判断力を失う前に
何らかの手を使って
一段目と二段目を満たさないと
何も実現出来ない様な気がします。

私達は何処までいっても
生身の人間なので。

ではまた。

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