「実物」のつよさ

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コラム
文字校正を仕事にする前から、「書店」は私にとってのテーマパークであり、温泉であり、スタジアム、であります。
つまり、とにかくいつ行っても楽しい場所、ということが言いたいのです。

そんな気持ちを表現すべく、上のカバー画像は生成AIで作ってみました。楽しいですね~。

イラストだとどうなるのかな? とほとんど同じプロンプト(指示)で、イラストも作ってみました。

無題 (1).png

イラストだと、背景がよりファンタジックで、楽しさが増している気がします! 立ち読みをしている瞬間の雰囲気がつぶさに表現できていることも驚きです。

きっと描くとなると時間がとても掛かるのでしょうね。

本の買い物 ――リアル書店 or ネットショッピング

‥‥脱線しました。。
そんな本屋さんをうろついていると、パラパラめくっては手元のカゴに収め、何時間でもウロウロできます。紙袋に入れてくれるくらいの量を買ってしまうことも。

対して、ネットで本を買うときは、1~3冊ほどです。大半は、タイトルも出版社も明らかで、検索して見つけます。
関連して出てくる本も「買い物カゴ」に入れて、それらの本を眺めて、合計金額にびっくりしたのちに、
「すぐは読まないよな、うん」
と自分に言い聞かせて削除したりします。わざわざ画像を拡大してまで中身を読まないので、直感が働かず、選ぶ数自体が少ない気もします。

書店での話に戻しますと、やっぱり立ち読みも楽しい。
仲良くなれそうな本を手にとって気になる部分を数ページ読むと「これは!」と楽しみな気持ちや安心に満たされながら、買うことを確定します。
(合わない雰囲気の本とのお別れもきっぱりしやすいです。)

レジで金額にびっくりしたり、心の中ではガクガク震えてその太っ腹に「自分のキャラではない」と感じたりしながら支払いを終えると、そのプロセスがあったことすらケロっと忘れて、ホクホクしながら帰ります。

帰ってまずするのが、電車乗るとき用に文庫をカバンにセット。
寝る前に、何を読むか順番を決めて枕元に置く。
服を買えば、おうちファッションショーをする方も多いと思うんですが、その書籍版ですね(なんて地味‥‥)。

「今ここ」の感覚

話があちこちに飛んでいますが、言いたいのは「たぶん私は実店舗派」で「リアルを好む」なのかな、ということに、中年といわれるお年頃でようやく気づいたよー、ということです。

服などでも、その場で手に触れた感触、店員さんとの会話で通じ合うものがあれば「物」を超えて、思い出深い経験にもなり、偶然の流れをつかんだことになります。

若いころはその不確定さが受け入れられなくて、ネットでたくさん比較した方が、あるいは欲しいものは予約したほうが確実、と思っていました。評価が書いてあるから安心、とも‥‥。

でも、なんで最近は偶然を受け入れたいんだろう、と感情を探っていくと「今ここ」の感覚に魅力を感じるからだと気づきます。

一人でいる時間、は「今この瞬間に居る」という感覚が強まります。
普段はつい過去のことを悔やんだり、未来のことをハラハラしながら考えたり、思考の遊びをしがちです。

しかし、たとえば一人旅だとそうはいかず、自分の行動や見るもの食べるものを、自分の状態や気持ちと照らし合わせて、瞬間ごとに考えています。あるいは美しい景色を見逃すまい、と心のシャッターを切ることも普段以上に増えます。
状況が、「今にピン止め」してくれる状態が好きなのかもしれません。

紙の本より音声の時代?

少し前にボランティアで関わっている冊子のYouTube LIVEに参加させていただいたときに
「今は、本より音声の方が‥‥」
というご意見があったんです。

なるほど。オーディブルとかで必要な情報を発信した方が、確かに良いのかもしれない。
とくに気持ちが弱っているとき、目が回るほど忙しいときにページを繰って文字を目で追うのは億劫(おっくう)という気持ちも理解できます。

ただ、かすかな違和感を抱えたまま、LIVEの時間が終わりました。

それから数日。
違和感はなんだったんだろう‥‥と未読だった名著「7つの習慣」に今さらながらご縁を得て、読んでいたんです。
そのとき
「ハッ‥‥! これだ!」
と気づきました。

「実物」の強さなんです。
ずっと、読もうと思いながらもう十年単位の月日が流れた本です。
そりゃそうです。図書館でも書店でも「ベストセラー○○〇万部!」のような帯を見続けているのですから。意識には否応なしに上がってきます。

で、へそ曲がりな私は「読むべき!」と言われると逃げる性質があるようで、ほったらかしにしてきたのです。
じゃあなぜ、今さら手に取ったのかと言えば、「あった」んです。実家に。

背表紙を見つけたとき、鬼ごっこで捕まったときのなんかちょっとだけホッとしたような、「じゃあ、しょうがないな(読もう)」という気持ちになりました。


皆さんにとっての楽しい瞬間は、「本屋には、ないよ」という方が過半数(どれくらいの割合でしょうね?)と肌で感じつつ、こんな話題にしてみました。

ちなみに夫は、ホームセンターあるいは家電量販店がワクワクするスポットだそう。私はどちらもあまり興味が無くて、手を動かして何かDIYできたり、機器のセッティングをできるのはうらやましく思います。








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