自分は、流れ流れて20年ほどコールセンターに在籍しています。
(あくまで副業としてのパートタイムですが)
声の仕事1本では波が激しすぎる為、コールセンター兼業でバランスを取る方は多いかと思います。
スタジオで一緒だった人と、ばったりコールセンターで会ったことが何回もありました(笑)
コールセンターの仕事は声に特化される為、他の仕事に比べて稽古に応用しやすいです。
「受信業務」と「発信業務(営業)」それぞれ出来ることがあります。
しかし、落とし穴もあります。
自分の場合、コールセンターで培った感覚を現場に持ち込んだ時に「ハッ」としました。
「通用しない」のです。
詳しくは言えないのですが、ひとつだけお伝えすると、
【重要】コールセンターで相手をしているのは「プロではない」
つまり、「共演者」ではなく「お客様」と話している、ということです。
この経験から、改めて声優とコールセンターが別物であることが分かりました。
ですが逆に、現場で得た感覚やエッセンスをコールセンターで応用するのは問題ありませんでした。お客様にもそのエネルギーは伝わります。
やはり、役者には役者、声優には声優の稽古が必要なのですね。