こんにちは。
皆さんはホリデーシーズンの滑り出しは如何でしたでしょうか?
物理的にeBay内に流入する人の数が増えているので、ほとんど人が「売上が上がった」かと思います。
伸び率は前月比の何%でしょうか?
もし数%から30%程度で、「こんなもんか…」と感じていれば、まだまだやれることがありそうですね!
こちらでは即効性の高い「売上アップの施策」を○選紹介します。
●「反応のない商品を削除する=CVRを上げる」
※CVR=ConVersion Rateの略でeBayでは「閲覧数に対する購入数の割合」
これだけ見ると特に無在庫セラーは「せっかく積み上げた出品リストを削除するの?」と不安に思うかもしれません。
が、、、
その通りです。「閲覧数が少ない」「ウォッチが少ない」「購入されない」の三拍子の商品は「出品数の肥やし」になっているだけで実際にはあなたのストアのSEOを下げる悪い要因の1つになっています。
eBayではこのCVRをストアの判断材料の1つにしています。
ツールなどでとにかく出品数を出しているセラーは特に注意が必要です。
出品によって「閲覧数」は得られるかもしれませんが、「閲覧数」に対して「購入数」も「比例して」増えていなければCVRが下がり、eBay内では「質の低いストア認定」されてしまいます。
あなたの商品の検索結果順位が下がり、露出を増やすために行った大量出品のはずが、露出を減らすという本末転倒な結果になってしまいます。
残念なことにeBayでは年々「無在庫セラーへの風当たりが厳しく」なっています。
特に新規アカウント、実績の少ないアカウントでの過度な出品数の増加は最悪の場合、アカウントBANになるケースもありますので本当に注意が必要です。
ebay輸出の専門ブログなどでは「重要なのは出品数」と謳っているものもまだまだ数多く見受けられますが、はっきり言ってその情報は古いです。
現在は「出品数×クオリティ」で、そのどちらかを疎かにしてしまうと無在庫では厳しい環境です。
ツール任せの手抜き・楽して稼げる方法はないということですね。
反対にしっかりとリサーチのクオリティを落とさなければツールを活用することでライバル以上の結果が得られます。
●「販売履歴のある出品の価格改定をする」
「よく売れていたのに売れなくなった」
このケースは単純に「旬じゃなくなった」ケースもありますが、多くは「より良い条件で真似された」ことが原因です。
これまで売れた商品のeBayでの相場(日本からの出品)を再確認して、市場の適切な価格に修正しましょう。
これで一気にSEOが向上し、商品への反応が高まることが期待できます。
●「ENDからのSell Similar」
通常であれば、ほとんどのセラーが「30日後に再出品する」の設定で商品を出品しているかと思います。
「そのまま何もしなくても、出品から30日後に自動で再出品しますよ」という設定です。
eBayでは30日間で商品の露出が高まるタイミングが1出品につき2回あることをご存知でしょうか?
・「出品直後」
・「終了間際」
この期間だけは平等に検索結果で上位表示されやすくなります。
ここからは推測を含みますが、この時「自動の再出品」と「sell similarから新規商品として出品」の2つを比較した場合、後者 の「sell similarから新規商品として出品」の方が検索結果に影響を与えやすい可能性があります。
これはただの推測ではなく、経験則なのですが、出品していた商品を30日目に「end」してから「endリスト」にあるその商品を「sell similar」で再出品した場合、明らかにインプレッションの増加と比例して売上も増加しました。
現実的に、無在庫などで全ての商品にこの作業を行うのは限界がありますので、実際には「売れていたけど売れなくなった商品」や「出品からしばらく時間がたった商品」「在庫を抱えていて早く捌きたい商品」などに実行するだけでも「自動再出品」するよりもアカウントにプラスの効果が働きます。
●まとめ
以上3つの「すぐに試せる売上を上げるテクニック」でした。
全てに共通していることは「SEOを改善する」です。
正直なところ現在のeBayはもう出品数だけでは結果を出せません。
逆に言えば、質の高いリサーチとSEOを意識したテクニックを正しく活用できれば、少数の出品でも大きな成果が期待できます。
上記のテクニックはほんの一例です。
様々な手法をトライアンドエラーして自分なりの正解を見つけることがeBay輸出で成果を出す秘訣です。