やったことを過度にカウントしない

記事
ビジネス・マーケティング
先回の続きみたいな話です。


視点を変えて、「行動したこと」は大事ですが「華美」というか、あまりに褒めすぎるのもどうかなと。テンションを上げるとか、低めの人がやるならいいのですが、「評価高く」したところで、新たな行動に貢献しないから、というのが理由です(やったことを振り返って見直すとかは大事なので、それを否定しているわけではないです)。

というわけで、やったらある程度やりっぱなし(やったことは忘れる)の方が幸せになるんじゃないか説を少し書いてみます。

やったことは忘れてもいい

文字どおり「何をしたか」はあまり大事でなくてという話です。ビジネスや仕事において何をやったかは大事のように思いますが、極論はその行動によって何か与えたこと、感動とか、嬉しさとかをお客さんに与えたこと、のほうが大事な気がします。

ここでの論点は「やったこと」VS「感動させたこと」ではないです。

もっといえば、「感動させられる」なら「行動しない」方が良いのかもしれません。昔、会社の先輩に「ちゃんと仕事してくれるなら寝ててもいいよ」と言われたことがあるんですが(笑)、これって論理的にはそうだけど、実際にできる人はほぼいないので冗談にしかならないんですよね(実際にちゃんと仕事をすると、寝る余裕はない=当然ここでの寝るとは就業時間内での寝るですので、誤解なきよう)。

営業っぽいかもしれませんが、やった提案や言ったことを「全部」覚えていたらリソースが持ちません。ここで意識的に忘れるという意味でなく、積極的に忘れろではなく、「覚えている保持リソース」は使わなくていいということです。僕自身はそうしているのもあります。

では、「提案したこと」は嘘かというとそうではない。ただ、何を言ったかは書けば分かりますし、複雑ならメモしておくことになります。このあたりはあバランスですが、多くは提案は見過ごされるのであって、消えていきます。これを無駄という人もいそうですが、クライアント側が見ても、そもそもどういう判断基準があって、それを守るかもわからないので、これってこの「無駄」は絶対発生するものなんですよね(それを埋めるコミュニケーションは一応コストになっちゃいますからという意味で)。

なので僕は忘れています。ではリアクションがあったらどうするか?ですが、当然対応します。

すごくざっくりですが、
A)提案したものを忘れて、都度リアクションで思い出してコミュニケーション再開
B)提案を保持していて、リアクションで再開していく
このAケースとBケースで、リソースとして、つまり時間や脳内の処理みたいなものは、Aが楽なんじゃないかってことです。絶対でも全員でもなく、僕はBは無理というか手間になると思っていてやってないです。

なぜかというと、提案したものが1件ならいいですが、日々増えていって、数が多くなると、手放す必要があります。少し違いますが、マネジメントもそうかなと。自分で管理できてコントロールできるところが少ないのであれば、任せるってことになるからですね。

やったことは数えてもいいが、中身まで突っ込まない

振り返りなどは例外です。やったことも見たほうがいいですしそうでないと振り返りの質は低いからです。

そうでないなら、日々やったことを吟味するというよりも、数をこなしたほうがいい。それは数とは、先回の話で「圧倒的に行動量が少ないケース」が多いからです。端的にセルフチェックするなら「自分こんなにやってるんだけど」という人がいると思いますが、「そういう方はやってない」代表まであるというか。

ダニング=クルーガー効果ではないんですが、そういうズレってあるので、ここは冷静に見ていくしかないですよね。

本当に真なる意味で「数や量をこなして」「疲弊している」人は、振り返りをしたほうがいいか、別の視点やステージか、または思考やOSの見直しみたいな感じがします。が、それってなかなかないという気がします。そういうケースがないわけでもないけど、多くは「数」が足りないと。

プロゲーマーとかでいえば、ゲーム練習量です。練習の仕方もありますから、質が高い練習を長くやることで高めていく。バットを素振りせずしてプロになれるほど・・・というやつですね。

こういう主張が少なそうなのはシンプルに精神論と、あと数をこなせば大丈夫みたいなものさしになりやすいからです。僕もそう思うのですが、誤解を恐れずいえば、
・ある程度の基本が身につくまでは量は必須
・中級レベルならコントロールしてというのが出来るのでそこを調整
・上級者ならより高い質を求めてもいい
みたいな感じです。だから初心者レベルであまり小難しいことを理屈っぽくいっても意味がないみたいな感じです。乱暴ですが、ざっくりいえばそうなると。

話を戻すと、やったことをカウントするはいいけど「過度にカウント」するのもどうかなと。これはやり方の話です。

例えば、1日あたり何をしたか?ですが、営業だけでも何をしたか?
・社内で話した、先輩と相談した
・クライアントとメールを何件やりとりした
・社内の相談対応をした
色々あって何が営業かわからないかもしれないですが、1日何をしているかを記録するのって結構たいへんです。

だから切り取るしかないのですが、切り取り方が細かすぎると大変で疲れるし、続かないです。記録するならばですが。

適切に記録する前提としていますが、なぜかというと、記録しないと何をしているか分からないし忘れるからです。手帳をつけるみたいなイメージです、スケジュール帳に予定を書てい忘れないみたいなことと一緒です。

なので、過度とはどれくらいかですが?
・1日件数として1行1件として、数十件もあればそれは過度かなと
・適切なのは10件以内程度
・そして1件あたりの粒度は適切にする
というふわっとした言い方になります。

これは心理的にも、一人で何件見られるか?把握できるかですが、僕のスキルでは、10もあると実際は3分割していたりするので、実質3ずつしか把握できないわけです。重めの仕事なら3つ程度で、軽めなら9個とかいけるかもしれないですが、そういう「単位」で捉えることがめちゃくちゃ大事かなと思います。

適切に押さえて行動に回す

会社経営みたいな話でいえば、自己資産が一杯あるとして、「ほーらすごいでしょ!」みたいなのってちょっと可笑しいわけですよ(笑)別に自慢してもいいのですが、まあ何も産まないというか(笑)個人でも一緒ですけどね。

その時、資産があるので、投資など未来に対して出していく。お金をかける時間をかけることで、新しい事業や人を雇うとか。そっちのほうが健全という意味です。常にそうしろとかは一旦おいておいて。ただ会社とかって一応そういう論理があるかなと(成長しない組織もあるかもしれないですが、規模だけが成長ではないはずかなと)。

なので、自分の行動量とかも誰かと比較する意味はないのですが、自分と比較して前より動けるようになった。偉いです!ただ、それだけでは意味がなくて、そこでどういう成果が得られるようになったとか、そこをみたいですよね。そこが質かなと思います。

よって、行動量や件数を見るだけではやや不足していて、それでは「行動したでしょ!偉いでしょ!」という自慢にしかならないんですよ。なので、そうでなくて「行動しているのは認知していて、では適切に把握して、余った時間や余力を次の行動に向ける」または「向けられるか」がポイントだと思います。まさに投資です。お金だけでなく時間もですよね。

行動を未来に向けて出来ているかは、時差があります。やっている人はそれが普通にできているし自然なのですが、やれてないと「現状回す」だけになります。回している一定の期間(リアルにいえば、数週間程度か、頑張っても数ヶ月、数年だと蓄えが結構あったり業界変化がないとかそういう環境変化が鈍いところかもしれません)は幸せというか感じないのですが、それが終わると悲劇というか、どんどんつらくなってきます。

だからこそ、余裕があるからいいでなく、あるからこそそこでどんどん行動をしていこうというのがヘルシーであり良いかなと。

という意味では、過度にカウントせず、適切に行動を見つつ、その時間であまりそうとか、無駄があれば未来へ回すと。

そういう感じがいいのかなあーと考えているところでした。うまくやれている人には普通ですが、やれてない人にとっては、
・そもそも行動把握ができていない
・行動把握ができても全部漏れなく記録してしまって優劣がつけられてない
・単位や把握がうまくないので、それを活かすまでいかない
・全体の工程として、得られた知見を投資して次に活かすまでいかない
みたいなところで、どこか循環してないのかなと推測しています。

といっておきながら僕もできているかは怪しいのでこのあたりで。

今回は、適切に把握するという感じの話でした。過度にやっていると、悪循環かそれに近い感じで、未来投資が少ないので回転数が弱いか、馬力が弱いとか色々課題が出てくるはずです。多分ですが。
サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す ココナラコンテンツマーケット ノウハウ記事・テンプレート・デザイン素材はこちら