ココナラ出品者向けの話題です。
ふと思ったのですが、ココナラをやっている人やこれからやっていこうという人もいるかなと。そういう人で、どう利用者にアピールしていくかってまあよくあるというか、すぐ課題となるところかなと。
そこで、ものすごく局所的ですが、タイトルのことについて、つまり、
「自分の出品しているサービスに対して、利用者からお気に入りがあった場合どうするか?」
「例えば、その利用者に対してメッセージを送って案内を促すのはやったほうがいいか?」
という点について考えてみます。
結論:「今すぐ、送ってください!」
まず、結論ですが、疑問を持った瞬間に何も考えず(正確には送りきるということまではやるのですが)に送ってください(笑)
コピペでもいいかもしれませんが、そこはお任せです。
内容としてはシンプルです。文面は示しませんが、以下で想像できるかと思います。
・その方の宛名(ニックネームでもあったほうが、印象は良いという程度です)
・挨拶(はじめましてとか、名乗り方はご自由に)
・サービスへのお気に入り登録してくれたことへのお礼(忘れている方も多いので、サービスURLを掲示しています。あと、率直に嬉しいなど自分の言葉で書いてください)
・何か課題やお困りごとがないかのシンプルなメッセージ(サービスによりますが、僕ならアイデア出しサービスへのお気に入りがあったとします。その場合、アイデア出しの課題や困っていることはないか?を聴いています。あなたのサービス次第となります)
・以上終わりの挨拶(以上となりますなど、自由に締めてください)
という感じです。
どうでしょうね、数行程度、見た目は3-4行くらいですかね。
僕の場合はさっと打ち込んでやっています。
なんでやったほうがいいのか?
イメージはお店です。またはイベントなどで出展者の声掛けイメージです。伝わりますか?絵がひどいですが、味があるといってください(笑)
材料がないのでなんか異世界感ありますが。
鎧騎士みたいなアイコンがお店の人です。つまりあなたです。
そこで「いらっしゃい、こんにちは」など声かけてますよね?あれは意味があるんですよ。
下の帽子が人です。人が色々来ているし歩いているけど、何も刺激がないと「展示」した「植物」らしきものしか目にいかない。またはあなたを見てくれるかどうかですよね。
ある人が気づいたというシーンです。その時「こんにちは」っていうのは自然じゃないですか。ここで「気づいても何もいわない方が不自然」だと僕は思っているということです。
接客業や対人で何かやる経験がゼロだとこのシーンは分かりづらいかもです。またはそうであっても「自分はやだな」という人はなかなかもですが、イメージとして。
それで、この場合、「メッセージを送る」は、「挨拶」をする程度ということです。つまり、意図は以下です。
・「いらっしゃい」→気づいてくれてありがとう。何か興味があるものはあるかい?
・「こんにちは」→私の店の前に来てくれて、足を止めてくれてありがとう。歓迎するわ。
これはゲームでもアニメでもなくて、リアルの話です。上の言葉変換はあくまでイメージですが、そう思いながら、本当に、真に思ってください。これは精神論でなくて、その通りかなと思います。
つまり、
・「こんにちは」→今来るなよ、忙しいんだよ。けっ
なんて思っていたら、感じ悪いですよね?というか最低とは言わないまでも、それだと「あーなんかやだな」って察しますよね。察しなくてもまああえていくことはないなって思うので、近寄らないですよね。それで終わりますよね?
という意味で、脳内や気持ちとしてはそういうのをしっかり出してみる。難しいなら、そう思わなくてもいいので、相手を認識しているのだということを伝える感じです。人は不思議なもので、そこで認知されると少し見てみようってなります。当然「あ、この展示は違うなとか思ったら見ないです」が、ここが大事なのですが「何も見ずに違うな」と「見て違うな」は、紙一重(行動では一瞬、1mmの世界、0.1秒感)ですが、意味では1万倍くらい違うってことです。大げさに言ってますが、もう一度書きます。
・「見ないで違うだろうな」
・「見て違うな」
この違いは分かりますか?
はい、見ている、観た、というその見るという行動が入ったということです。
マーケティングでなくても、人に対して動いてもらう、教育でもなんでもですが、めちゃくちゃ難しいです。やる気がない人にやる気出してもらうって出来ますか?僕は出来ないです。
人は皆色々な興味を持っているんですよね。そして時間がなかったりする。展示だと、目当てのところへいく途中だったりするし、トイレに行くところだったりする。常に何か出会いを新しい人やものに出会いたいわけではないけども、きっかけがあったりすると反応する。矛盾を抱えつつも、感情を持つので、論理だけでは全くない。というか感情の生き物なんですよね。
ってことを一回入れてみて、この上で、
「見た」ってめちゃくちゃすごくないですか?って思うんですよ。
興味を持ってくれたなら声を掛けよう
色々言っていますが、そういう「見た」なら興味を持ってくれているわけです。
ココナラでいえば、お気に入りとは
・利用者の自発的行為である(誰かに強制されているわけではない)
・そのサービスに関心がある(ないのにあえて入れることはない)
ということですよね。
まあ、もちろん、意図的にお気に入りやフォローをしてアピールみたいな使い方をしている人がいるかもしれませんが、それは一旦スルーするとしています。
まさに「見た」わけです。ならば「挨拶」する。
ってことでやりましょう。メッセージ送りましょうって話となります。
人は冷めるので速い方がいい
へばりついていて即レス!とかはしなくていいですが、僕なら毎日見るので、見て「あーお気に入り頂いた、ありがとう」って意味で送っています。
速いとは、それくらいで1日くらいでいいかなと。ここで、3日とか一週間後とかだと、まずその人のココナラ利用感覚や周期もありますが、まず反応はないかなと。多くはその日とか、3日以内くらいが目処ですかね。レスがあるのは。
なので、1日くらいを目処にお気に入りがあればですから、大量に付くものではないので、数件ならさっと送っているというのが僕のやり方です。
逆の立場=お客さんの立場でも嬉しい
僕はここで逆の立場、お客さんの立場ということも想像してみます。
そうすると、
・お気に入りをつけたくらいで挨拶してくれるなんて良い人だな
・そこで文体、印象、イメージが生成されるかなと(悪い印象になりづらい)
・ちょっと気になったからつけたな、そういえばこれならやってくれるか聴いてみるか(こちらから問い合わせでないので、聴きやすい)
という流れが作りやすいというわけです。
僕がお客ならいくつかサービスを見て、良さそうなものにお気に入りして、それでどれにしようかって思います。すぐ決めなかったら、そこでメッセージが来たものを優先します。もちろんそれだけで決めないのですが、サービス購入前に相手と会話できるのはアドバンテージでしかないです。
という感じですね。
補足:相手はそこまで自分を観ていない説
あと、勘ぐりがちな人で、いわゆる見られ方を気にする人ならありえるかなというのも書いておきます。
それは
「売れている人なら勝手に申し込みがあるので、わざわざDMなどメッセージを手間を飛ばさないのでは?そういう行為をしていること自体売れてない事を言っているのでは?」
という考え方です。
まあ非常に分かるというか(笑)そういう見方もできますよね。それを否定はできないです。
ここも結論としてはそこまで深く相手に対して見たり、メタ的に見られる人はあまりいません。見られてもそこまで考えるとリソースを使って疲れるんですよね、ってのが僕の仮説です。
そして、なんとなくですが、直観でいうと、むしろ逆なんだろうなというのが世界線?世界観かもしれないです。つまり、
・売れている人はそういうアピールをする努力をしている
・売れている人は、お客さんの立場にたって不安がないように配慮をしている、またはしようとしている
・売れている人は、出来そうなことはとりあえずやっている、またはやろうとする
・売れている人は、自分のサービスを買ってくれとはいわずに、相手の課題解決や必要であればという姿勢を崩さない、またはそのようにしようとしている
・売れている人は、自分がどう見られるよりも、まずはお客さんの課題解決や役立てることをみている(それしか観ていない)
という印象です。
つまり、自分がどう見られるかってどうでもいいんですよ。当然、ブランディングだとか、対象者を絞りたいとか、色々何か意図を入れたい、自分もお客さんもこういう人がやりやすいとかがあれば別です。これって応用だと思うので、見られ方の話がですね。
最初はまずはその人に役立てるか、自分のサービスまたは価値が何かヒントになるか。そこなんじゃないかと。それがある程度できて経験が出来て、より磨いてくところでやっと見られ方なんじゃないかというのが僕の肌感覚です。もちろん間違っているというか、僕の考え方なので違和感がある人もいるかもですけどね。
いやいやいやいや、と。自分は色々やった上で見られ方をいじっているのだというのは全然ありです。ただその場合もですが、それでもなお「見られ方」を気にして「相手のために価値提供」ができないなら、本末転倒じゃないですか。
例えば、ユニフォームが汚れるので、スライディングは出来ませんという野球選手ってうまくなれない気がしませんか?(当然反論もあって、汚れないようなプレイができるから上手いとかもあります(笑))けど、シンプルにその相手とか、対象に対して考える時って、僕の中では「自分」の感覚は消えます。
つまり、
「相手」と「自分のサービス」か、「相手」と「相手の課題」と「役立てるか?」くらいです。
この世界、つまり相手の世界やイメージで「相手の課題」があって、「そこに異物ではないけど、あなたのサービスや価値がある」くらいなので、そこでどうするかだけです。
つまり、「あなた自体が売れてない」とかどうでもいいなと。僕もどうでもいいです。
そしてこの証拠というかこういうことをやっていくと何が残るかですが、確認のしようがないんですよ。つまり、杞憂なことが多いかなと。
例えば、
・「え、あなたDM来るってことは売れてないんですね、ギャハハ!」
・「仕事ないんですね、大変ですね」
ってかなりやばくないですか?初対面の人ですし、普通は言わないですよね、仮に思っていてもですよ。
そして、仮に思っているお客さん候補がいて、それをまず表に出すことはないかなと思いますので、確認できないと。
あと、実際に頼みたいとか、購入するってケースでは、相手の信頼ややってくれそうだということに対してですから、これって依頼自体が信頼されそうとか、そこがあるってことですよね。
さらにいえば、反応がないとかレスがないのが殆どですから、そういう場合も別に何を思われようが知ったこっちゃないわけです。悪態としてでなく、何もわからないってことです。
という意味で杞憂だということです。
実際には、お客さんと出展者で会話をして朗らかに終わると。あと興味がないとか、断りづらい人でも、まあ無視すればいいし、それが嫌なら今はいいですわっていわれるのでいいかなと。あまり断られるとかはなくて、多くは手間なので(僕もお客さん側なら)スルーというか、今はいいやてことで既読して終わりかなって感じです。興味なければですよ。
というわけで、ぜひお気に入りされた人はその人にメッセージしてみてください。当然100%でもないし、とはいえ1%でもないというか。期待値が低い人ほど、とりあえずやってみると美味しい行動だと思いますよ。ぜひぜひ!
このあたりで僕で言えそうなことがあればお気軽にご相談ください!(しっかり営業大事です)