トーク本を読みました。かなり面白かったのですが、トークって何かというと、シンプルに「自分で誰かと話す、雑談とかちょっとした話」というイメージです。プロ芸人が話して笑いを取りお金を取るプロトークではなく、「今日こんなことがあってね。。。」というような市井の人が(僕も含めて)話すようなことです。
で、このトークってアイデアと一緒だなと。全部アイデアと一緒って言ってそうですが、今回は単位の話です。
トークの単位、アイデアの単位
まず、単位というのはイメージレベルですが「その概念を構成する最小単位、または持ち運びやすい状態」というイメージです。ヤードという長さを日本で使っている人はあまりいないはずで、例えばメートルの方が主流ですよねと。あ、ゴルフだとヤードでしたっけ、知らないですが。
そういう感じで「ものさし」として測る時に、この単位って大事だよなと。
つまり、小さいか、大きいか、どの程度かを把握するってことです。
トークって言われて色々話している人はその領域が大きい、かつ細かく見える。アイデアも同様です。この領域と解像度、つまり、量と質って感じですが、正確には把握できる視野とその中の視点って感じでしょうか。
トークといって何がいえるか、どういうものが出てくるかテースト!ではないですが、そこで出てくるイメージ、または思い出せるものが把握世界です。そしてその細かくしていった限界が最小単位かなと。
イメージでいえば、
こんな感じです。領域というと「ジャンル」と思われますが、トークって概念の領域ですね。その中に、赤い色々なごっちゃな話の種があったり、受ける話があったりなかったり。解像度って感じです。本来はメッシュでもよかったんですが、まあいいでしょう。
それをどう汲み取るかが単位です。トークの単位として例えば3分でプレゼンはトークではないですが、一応トークに入ると。そこで伝えられるかで見てもいいし、または「目玉焼き理論」としてタイトルで持ち運ぶのでもいい(上手い人はこういうのがいくらでもあるイメージです)。
例えば、30分なら「目玉焼き理論」だけではしんどいから、いくつか積むか、他の話題を入れて「アンソロジー」ではないけどそれでつなぐかとか。そういうことが出来るわけですよね。
あ、で、「アイデアの単位」とは何かですが、求めるアイデアとか工夫とか創意みたいなものですが、そういうのって何か。何が欲しいか。ビジネスアイデアならまずお客さんのイメージだけでもいいし、みたい理想の社会でもいい。色々切り口ありませんか?ってことです。どう見せるかという単位は、それこそアイデアそのものでもいいし、それを少しだけ形にしたプロトタイプでもいいし、既存サービスの共通点みたいなことでもいいし、小説とか具体的なアウトプットでもいいと。
なので細かくしたりいくと、専門性が高くなるので「自分は分かる」が、知らない人には伝わらないと。例えばミステリが好きな人がミステリ知らない人に用語(と思ってない)を使うと分からないわけです。例えば「叙述トリック」なんてわからないですよね、僕も分かりません(笑)
単位を適切に把握することで広がる世界がある
上の単位とは、ある種持ち運びやすい状態みたいなことを定義したと思います。
これって最適なものがあるんじゃないかってことです。逆にいえば固定的な解はないです(笑)絶対受ける話といっても99%くらいでしかないという、もっと低いですかね。経験したり想像できないことなんていくらでもあります。ドラえもんをみんな知っているわけでもない、ましてやコナンを知っているわけでもないみたいな。どちらも知らない人もいるという想像が大事ですよね。
ここでこのトークとか、アイデアの単位でもいいし、持ち運べる事ができる人が多分「会話の引き出し」「アイデアの引き出し」が多いって人なんだと思います。実際に多いからともいえますが、日々探して入れている、または外したり変えている。それだけなんですよね。日々やってないと出来ない。それってトークがいきなりできるとか、先天的なスキルとかでもない(あるけど、多くの人は当てはまらない)わけです。多分言えるのは、好きとか興味があるとかそっちかなと。
持ち運びできれば「梅雨のときの面白い話」でも「梅雨におけるビジネスマネタイズ」でもいいし、いくらでもできると。で問題はトークという性質上二人で相手がいる時が殆どでその場合「相手が面白い」と思えるところにもっていくことです。これを「相手に迎合する」なんて捉える人はちょっとまってくれと思うのですが、相手が関心があるところに寄せていく、重ねる感じです。完全一致はないです。だから、相手は「梅雨の話」なんて興味がないけど、「梅雨で起きたカラッとする話」なら聴きたいとか。そういうレベルです。
そうやって話していくと、共通項や面白い部分が見えてくる。お互いに話して聴けるわけです。こういうことを普段からやろうとできるか、ってのもありますけどね。
広がるというのは、ここで固定的な領域が人に決まっているんじゃないと。つまり、人のこの関心領域は広がっていくし、広げられる。ただし全てを知ることは多分無理なんでしょうね。当然ながら。そして、解像度も上がります。それは好き、興味がある、楽しいとかでないと持続は無理です。だから、シンプルにいえば「関心を色々もって広げましょう、興味もってみましょう」なんですが、これがまあ難しいわけですよ。
火種というか、興味の火種が小さいならめちゃくちゃ難しい。難易度高レベルのゲームをやってすぐ死んで「あーゲームむずい、嫌い」みたいな感じです。他のゲームもあるのにね、と。
逆に火種というか少しでも持っていればというか全くないなんて人がいないはずで、そういうところの状態を「くすぶっている」と表現しますが、そこを何かサポートしたいってのが僕の考え方です。って意味では支援なんですよね。あ、別にトークの支援とかしたいってことではないんですよ、言われればやるんですが(笑)
一方で広げていくことで重なりが増えるか、重なっていても気づけるか。持ち運んで色々転がしておいたり、とできないですか?ということをやっていって、遊んでいくイメージです。トークやアイデアが興味ない人も多いはずですから、自分の世界から広げていってそれがミクロなら、マクロにしていこうって感じですね。当然全部分からないですよ、僕もです。
学びは楽しい
最後に共通点として他にもありますが、トークも面白いし、アイデアも面白いしというところで、どちらも学びがあるなと感じています。
だから、どちらもやっていくし、楽しいから勝手に「面白い」ので投資するし、こなすし、分析するし、というPDCAサイクル!が回っていると。回そうとしなくても回ると楽ですよね。
逆に苦手とか、なんだか嫌だなというものは本当これが回らないし、最初からこけますよね。不思議ですけど、そこは素直に従って、遠回りでも、間接的にやったほうがうまくいくこともあるんじゃないかと。
そんな感じで今回は締めてみたいと思います。