土地探しの際に気をつけたいことを建築士の視点でお伝えします

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【土地を探しているときに気をつけたいことを建築士の視点でお伝えします】

土地探しをする際に気をつけたいことについてお伝えします。
ネット情報にはいろいろな土地探しの視点が書かれておりますので
ここでは建築士の視点でお伝えします。

まず、土地探しの際の媒体としては
・新聞折込チラシなど紙媒体
・インターネットで検索
・不動産会社に依頼
などがあると思いますが、その中で不動産会社についてお伝えします。

不動産屋さんには種類があり、それぞれメリットがあります。
・大手不動産会社:多くの物件情報を持っています
・地元の不動産屋さん:地元の地主さんとのつながりも深く、独自の情報を持っていることもあります。
大手不動産会社は知名度もあり、相談もしやすいと思いますが、地元の不動産屋さんは
構えも古い場合もあり、なかなか入りにくいこともあると思います。
そこで参考にしていただきたいのは、免許番号の数字です。

〇〇県知事(〇)〇〇〇〇号

とある中の( )の数字に着目してください。

この数字は5年ごとに更新した数を示していますが、この数が大きいほど、古くから地元に根付いて不動産業を営んでいることを現しています。
つまり(1)よりも(5)のほうが、永くその土地で不動産業を営んでいることがわかります。
長く営むということは、一概には言えませんが地域のみなさまの信頼を得ている可能性が高いと言えるかもしれません。

もう一つ、お伝えしたい件は、不動産を取り扱う方の多くは建築のことはあまり詳しく知りません。
あくまで私のいままでの経験上ですし、全員が全員、建築に詳しくないとは言いませんが、多くの不動産屋さんは建築のことはあまり詳しくないことが多いです。

逆に建築の設計に携わっている人間は不動産に関してはあまり関わってこなかったという点も言えると思います。

ですので、不動産屋さんに相談した際に
『総予算はいくらくらいですか?』と不動産屋さんに聞かれて、
「3000万円くらいかな」と答えたとします。
そうしますと、大抵の不動産屋さんは、
『30坪の家を建てるとして、坪単価60万円くらいだから建築費は1800万円くらいかな』
『では土地は1200万円くらいで探しましょう』
ですとか
『土地は1000万円から1500万円くらいの土地を探してみましょう』
という話になると思います。

建築費は工務店やハウスメーカーによって、金額もまちまちです。
ですので、一概には言えません。

私がおススメしたいことは
【不動産屋さんと一緒に建築士もしくは工務店と並行して相談しておく】ことです。

以前のblogで書かせていただきましたが、自分が風邪をひいたときに相談するお医者さんを探しておくように自分の家について相談できる工務店を探しておかれることをおススメしましたが、

土地探しの際に、その工務店や建築士にも事前に相談し、土地探しの際に一緒にみていただくことも一案です。

友だちのようになった工務店さんや建築士ならば、喜んで土地探しにもつきあってくれると思います。
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