こんにちは、二次創作メンタルアドバイザーのほうりです。
今日は二次創作で自分の本をなかなか手に取ってもらえないとか、作品をアップしたのに読んでもらえないという人に向けて、これをやれば確率が上がるということをお話ししていこうと思います。
多くの同人活動している人が陥っている悩みの中で、ダントツに多いのが
😵💫自分の作品を見てもらえない
😵💫あの人はうpしてすぐにコメントやリポストされるのに、私はそういうの一切ない
😵💫〝〇〇増えろ!〟〝〇〇読みたい〟と言っている割には、私の作品だけスルーされている気がする
と言った、自分の作品が読まれていない気がするという内容だと私は感じています。
その悩みの解決策についてですが結論から言いますと、何回も繰り返し告知することなんですよね。
本題に入る前に、何故この話をしようと思ったかについて触れさせて頂くと、
私自身、二次創作のメンタルアドバイザーを名乗り、ココナラでサービスを提供させてもらっていますが、それに伴い、コーチングや心理学の本を読んだり、心理カウンセラーやライフコーチの方のyoutubeやスタエフの配信を聴いています。
そういった知識を日々インプットしていますが、そうすればするほど、二次創作の常識と世間一般の常識ってかけ離れているなと、実感することが多くなってきたんですよね。
以前にアップした、二次創作というのは自分に興味を持ってもらいがちだと勘違いしやすい土壌が揃っているけれども、基本的に人は自分以外に興味がないということを初めて知った時も私は非常に驚きました。
なので先述した、自分の作品が認知されて手に取ってもらえる確率が上がる告知は世間では当たり前のように行われているのに、同人(特に二次創作)界隈ではあまりやっていないなと感じたので、さっそく本題に入っていきます。
告知は繰り返しが命!
告知するとは言っても1~2回ではなく、事あるごとに何回も何回も、自分がしつこいんじゃないかと思うくらい繰り返すことが大事になってきます。
私がフォローしているメンターさんの配信で聴きましたが、その方はつい最近、有料のnoteを販売されました。
その有料noteの販売の直前、その方は有料noteの告知を、スタエフやnote、SNSなどで、毎日のように繰り返し繰り返し宣伝されていて、日に日に予約する人数が増えていったと言っていました。
この話を聞いてなるほどなぁとなりましたが、「でも二次創作活動って、そういった宣伝や告知をやる人ってあまりいないんじゃない?」と、同時に思いました。
告知を頻繁にすると反感を買う?!
何故、二次創作活動で告知をする人が少ないのかを自分なりに考えてみたのですが、
例えばSNSで、本や作品の進捗状況のツイートを見かけたりすると、今の私は「おおー、頑張ってるなぁ」「当日が楽しみだな♪」と思えるのですが、昔はそうではありませんでした。
というのも、その頃の私は2ちゃんねる(現5ちゃんねる)の同人板の愚痴スレの常連だったんですが、SNSに原稿や作品の進捗状況や過去の作品の所謂再放送のツイートを頻繁にを上げてるやつって何なの?っていう書き込みを結構見かけていたんですよね。
💥「頑張ってますね!」「応援してます!!」みたいな反応が欲しくてやってるの?
💥乞食乙
💥クレクレちゃん・かまってちゃんうぜえ
と言った否定的な意見を多く見た私は、
「そうか、SNSに進捗状況アップしたり、自分の話を見て欲しくて再放送すると、そんな風にいらない反感を買うんだな」
と判断してしまい、当時、SNSでそういった呟きを見るたび
🫣この人、そんなに反応が欲しいのかな?
🫣何もそんなに必死にやらなくていいのにな
🫣何度も告知するってことは反応が貰ていないってことなんだから、それがあなたの実力なんじゃないの?
という、とてつもなく失礼でひねくれた思いを、密かに抱いていました(^_^;)
今にして思えば、愚痴スレの意見を採用したのは自分であり、誰のせいでもない。そんな風に思っていたのは自分もやりたかったのにその心を無視して押し殺していたのが原因で抱いていた嫉妬でしかなかった。
それを知らずに日に日に愚痴スレの意見を取りれるごとに、【オープン垢で告知をする=不特定多数の人からいらない反感を買う=恐ろしいことが起こる】という信念と価値観を作り上げていき、SNSのアカウントは鍵をかけたり、くるっぷといった限られたコミュニティの中に引きこもっていました。
それでも、閉じたコミュニティの中でも再放送や進捗状況を頻繁に上げるという事は、今でもあまりしない方です。
そもそもの話、進捗状況や再放送をしている暇があればどんどん筆を進めたいっていうようなタイプだったというのもありましたが、とにもかくにも当時の私にとっては
【二次創作活動は進捗状況や再放送と言った告知をすると、かまってちゃんとかクレクレ乞食とか、決して良い方には取られない】という考え方を、自分のためになる情報だと判断して受け入れてしまったわけです。
告知は顔の見えない人に認知してもらうために取られている当たり前の手段である
先述したメンターさんラジオでは、更にはこうも言っておられました。
こうやって自分は毎日のように有料noteとか企画の宣伝をしてるし、人によってはしつこいと思われるかもしれない。
でも、顔の見えないオンラインの向こう側にいる人に宣伝する場合、対面上なら「これちょっとしつこいかも」と思っていても、人にはあと一歩足りていないもので、ネット上での宣伝はしつこいくらいががちょうどいい。
ある航空会社のCMでは凄く有名なタレントさんを起用して、毎日のように流しているけど、実際に飛行機に乗って仕事に行く際、パッと思い浮かんだのは、そのCMの航空会社だった。
つまり数えきれないくらい繰り返し繰り返しCMを流し続けることで、人はようやく興味を持てるようになる。
この放送を聞いて、『なるほど確かに!!』って思いました。
私の場合、飛行機ではありませんが、近場のホテルに泊まるのが趣味なんですけども、そうしたホテルを選ぶときに使うサイトって、頻繁にCMが流れている楽天トラベルかじゃらんのいずれかです。
しかも、双方どんなCMかと尋ねられれば、軽快なBGMがパッと思い浮かぶくらい意識の中に刷り込まれていますし、TVをそんなに見ない私でも覚えているCMですから、「ほら、あのCMの旅行サイト」という風に人にも勧めやすいんですよね。
話を元に戻しますと、オンライン上に居る顔の知らない人々に、自分の書いた作品を認知させたいのだったら、ガンガンCMを流す(SNSでガンガン告知する)というのは、実にシンプルながら理に適っている方法だと私は思います。
ちなみにこれは『単純接触効果』という心理現象を利用している方法で、CM以外にも様々な場面で使われています。
単純接触効果ってなに?
単純接触効果とは
何度も見たり聞いたりしているうちに、それに対して好感を持つようになる心理現象のことを言います。
この心理学の背景は、アメリカの心理学者 ロバート・ザイアンス(Robert Zajonc) が、1968年に同じ対象に繰り返し接すると、“安心感”や“親しみ”を覚えやすくなると提唱しました。
先述したCMの話はもちろんのこと、
☑初めて聞いた曲は「ふーん」でも、何回か聴くうちに「なんか好きかも」に変わった
☑たいして興味なかった俳優やキャラでも、毎週見てるうちに「この人いいな」と意識し始めるようになった
これらすべて"単純接触効果”のおかげによるものであり、恋愛方面でも用いられることが多いのです。
脳の仕組みから見ても自然なこと
何故単純接触効果があるのかというと、人の脳は「見慣れてる・聞き慣れてるもの=安全」だと判断しやすいためです。
つまり、繰り返し接すること=安心材料になって信頼度がアップし、愛着が生まれやすくなるという事に繋がります。
二次同人創作やSNSにどう活かせる?
以上のことからこの”単純接触効果”は、同人女(男)にとってもめちゃくちゃ重要なんです。
☑作品や本の告知を1~2回しただけ➡“知らない””見たことない”からスルーされがち
☑作品や本の告知を何度もする➡「最近TL上でよく見るなぁ」から「あっ、これ気になるかも」と気持ちが変化して興味を持たれやすくなる
なので、SNSの告知や進捗情報などはむしろ積極的に、何なら「対面上でやったらしつこいかも…」と思うくらいやっちゃってもいいと私は思います。
告知への恐れが出てきたときに、自分に聞いて欲しい2つの質問
それでも、
😱進捗状況や告知をしつこいくらいにするのはみっともないと感じる
😱フォロワーさんや周囲の人からクレクレ乞食かよって思われるのが怖い
と感じている方もとても多いと思います。
その気持ち、先述した通り私自身も思っていたので、とてもよく分かります。
ただ、ここで自分に、進捗状況や告知を頻繁に上げることで生じる他者の反論を取り入れることで、自分の中にどんなメリットがあるのか?ということを問いかけてみて欲しいのです。
その方の言うことを聞いて、進捗状況の告知をすることを辞めたとします。
それであなたの作品はより読まれやすくなるのでしょうか?
むしろ、告知をしないまま興味を持たれて作品を読まれていて反応がもらえている方は、この記事をここまで読んでいないはずです(笑)
そして進捗状況の告知を繰り返しの行うこと=クレクレ乞食・かまってちゃんという他者の意見は、果たして本当なのかという事も自問してもらいたいのです。
世の中には多くの人が居ます。
進捗状況を挙げたり告知をしたりすることに、鬱陶しいと感じる人もいれば、「なんかいいな」「気になるな」という人だって必ずいるのです。
過去の私は、『告知=クレクレ乞食やかまってちゃん』という意見を2ちゃんねるの同人板で見て、なんとなく受け入れてましたが、時を経てコーチングを始め、心理学や脳科学を学んだ今、『いやこれ、今の私には必要ない考えだな』と、思い直し、手放す(成仏させる)ことが出来ました。
メンターさんの有料noteの告知の件やテレビCMからも分かるように、世間一般では手に取ってもらえたり利用してもらうためにはまず認知されなければ話になりません。
そのための告知を行うことは何ら法律に引っかかることではないのですから、二次創作や同人活動で自作品を読んでもらいたい=認知されたいのなら告知はどんどんやるべきです。
自分の作品を読んでほしいという願いに、ジャンルの違いは関係ありませんし、今のSNSの仕組み(X、ブルースカイ、くるっぷなど)においては、目に留まらない限り存在しないも同然だからです。
なので繰り返しになりますが、自作品を多くの人に読んでもらいたい、認知して欲しいのなら、SNSを使ってどんどん告知や進捗状況をアップして、自分の存在を知ってもらうことは、全く悪い事でもありません。
実際のところ私もやってます
私自身も、毎回記事のクロージングとして、ココナラのサービスの紹介や、最後まで読んだらスキをしてくださいと書いていますし、standFMでも、「チャンネル登録お願いします」とか「コメントやフォローよろしく」と毎回言っていますが、これも立派な告知です。
二次創作や同人活動に対して悩んでいる方々に少しでも届くように、あえて告知をしているんです。
だから、この記事をここまで読んでくださったあなたも、自信を持って告知してもいいんです。
対面上では「読んでほしい」「見てほしい」という気持ちを、しつこいくらい発信しても、ネット上ではあと一歩、痒いところに手が届かない状態なので、しつこさを通り越してねちっこい位でも大丈夫です(笑)
「あなたの感想ですよね」で流してOK
この記事をここまで読んでいただいて「よし、じゃあ告知をねちっこい位たくさんするぞ!」と実行したとして、それでもTL上で厭味ったらしく「なんか最近しつこいくらいの告知うぜえ」みたいな空リプを飛ばしてくる人が居ても真に受け必要はありません。
それは正論でもなんでもなくて、単なるその人の感想なので、『それってあなたの感想ですよね?』で流してしまいましょう。
その感想を受け入れるのも受け入れないのもあなた次第。
受け入れてメリットがあるんだったら受け入れればいいし、自分にとってデメリットでしかないと感じたら、その人をミュートするなり距離を置くなりして、スルーしてOKです。
まとめ
というわけでまとめです。
✅自分の作品を手に取ってもらうには『告知を何度も繰り返すこと』が一番効果的。
✅「単純接触効果」により、繰り返し目に触れると興味や好感が生まれやすい。
✅オンライン上や顔の見えない相手に対しては「しつこいかな?」と思うくらい告知して、ようやく記憶に残るようになる。
✅告知や進捗状況の投稿を批判的に見る人の意見を気にする必要はない。それはあくまで個人の感想でしかない。
✅批判的な意見を取り入れたとしても、自分の作品が読まれやすくなるわけではない。
✅SNSでの告知は、二次創作でも遠慮せずどんどんやるべき。むしろTVCMや他の分野では当たり前のように行われている。
✅「うざい」「クレクレ乞食」「かまってちゃん」と言われても、それは相手の感想なので「あなたの感想ですよね」と流してOK。
✅認知されなければ作品は存在しないも同然。しつこさを超えてねちっこいくらい積極的に発信していこう。
告知した方がいいと頭では分かっていても、周りからどう見られるかが怖くて一歩踏み出せない、そのお気持ちはとてもよくわかります。
きっと「嫌われるんじゃないか」「迷惑がられるんじゃないか」と、不安な気持ちが浮かんでくるんだと思います。
でも、あなたのその不安な気持ちの奥には、本当は「もっと作品を届けたい」「自分の作品で誰かに喜んでもらいたい」という、素敵な願いが隠れているはずです。
実は、その不安の声は、あなた自身を傷つけないように守ろうとしているだけ。でも、勇気を出して一歩踏み出してみると、案外あなたが想像しているような怖いことは起こらないものです。
そして、もし誰かがあなたの告知を否定的に言ったとしても、それはあなたの価値が否定されたわけではありません。あくまでその人個人の『感想』でしかありません。あなたの作品を必要としている人、喜んでくれる人はきっとどこかに必ずいるんです。
あなたの告知は、まだ出会えていない「未来の読者」へのメッセージです。だから、あなた自身の夢や願いを信じて、勇気を出して伝えてみてください。
あなたの作品に出会えるのを楽しみにしている人が、きっとたくさんいることを忘れないでくださいね!
告知
とはいっても、
😔周囲に悪く思われるのが怖くて、告知が出来ない…
😔何度も何度も告知をしているのに反応がこなくて疲れた
という方は以下のサービスのご利用を検討してみて下さい。
今日の話は以上です。既読したらスキを押すシステムになってますので、よろしくお願いします。
ではまた!