2021年4月の社会予報

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占い
早いものでもう春分の日も終わり、4月が近づいてきました。そこで、来月4月の社会全体をカードで占ってみました。予言ではなく、話半分でお楽しみください。

2021年4月のテーマ

年度の切り替わりだからというのもあるのでしょうか。大地に固まって横たわっていた溶岩が熱で溶け出すような、突然の火山の噴火や土石流の流出のような、強いエネルギーを伴う新しい流れが始まります。これはとてもスピーディなスタートで、何だかんだ理由をつけてそこに留まろうとするものを一気に溶かして流してしまう力強さがあります。
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起きてくること

世界全体
論理的でなければ話の通じなかった世界に、もっとファジーな感覚がなじみ始めるでしょう。言葉だけでなく心を通じ合わせようとする動きが生まれてきます。ただこれは一足飛びに潮流になっていくものではなく、ここからゆっくりとこの動きが育っていきます。
よく外国の方は「日本語は簡単」と言いますが、これは文法が簡単というだけで、日本語を勉強しても日本人と友だちになることには苦労してしまいます。日本語は語順を気にしませんし、確かに文法は簡単ですが、どの場面でどの言い回しをするか、ということでその人の評価が大きく変わってしまいます。それを理解できなかったことで「私は『外人』として差別された」と感じる人もあります。この文法には現れないファジーな感覚を、外国の方は見落としてしまいます。この例のような柔らかい部分に目を向け始める動きが始まっていきそうです。これによって、もっと本質的な人と人との間の温もりを感じる力を高めていくことでしょう。
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日本
これから、新しいリーダーのあり方が表に出てきます。それはもっと日本らしい、女性的で実質を伴う優美なものになります。そのために、それとはギャップのある現状を洗い流し、祓い清める流れが始まっていきます。水にまつわる何かが起きるかもしれません。我慢の限界を迎えた誰かが裸の王様を「裸の王様だ!」と声をあげて、そこから始まるのかもしれません。人の血が通わなくなった社会が洗い流され、そこから生命の息吹が注がれていく。そのようなことに向いている時期といえるようです。
日本人は遠慮や謙虚さを以てコミュニケーションを行います。しかし、それがときに人と人との和を乱すことがあります。「雨降って地固まる」という言葉があるように、本音で話すことでよりお互いへの信頼が増すことがあります。特に、親しい関係にある、家族や恋人などはよりその必要性が高いです。これらの関係の修復のために口火を切ると、最終的にはご自分の納得のいく状況に辿り着きやすそうです。
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課題

世界全体
変化することを求められています。もっと目に見えない世界を理屈ではなく感じていくこと。誰にも前例がないことであれば、一歩一歩着実に慎重に捉えて進むこと。急な崩壊が始まったとしても、いきなり大きな変化の成果を得ようとしないこと。今まではノリだけでうまくいっていた未知の世界も、しっかり味わってゆっくり進む余裕を持つことが課題になりそうです。ビジネスの世界でサクサクと意思決定を進めていくそのロジカルさが過剰になってしまうと、人と人との間に角が立ってしまいます。行間を見ながらゆったりとことを進める、ストレッチが必要になっていくでしょう。
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日本
日本の本来の優美さを目覚めさせ、取り戻すことが課題になりそうです。女性は精神を司ります。過剰になった男性性からバランスを戻すためには、外に向いていた意識を内側に向けることが必要になります。「目覚めが必要」だからこそ、急ぎすぎていた時間をスローにし、どっしり構え、ここは慎重に進めましょう。急な流れで変化を余儀なくされたとしても、新しいものを構築することに対しては急がないことです。互いに分断しあい攻撃し合うようになることが「目覚め」ではないのです。1人で桜を見ながらゆっくり散歩するなど、自然に帰る場所で内側と向かい合うのもいいかもしれません。
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アドバイス

常識に従うことや、なんらかの教えに従うことの重要性が従来ほどではなくなっていきます。各々の知恵を総動員して、そのほかの選択肢のアイデアを膨らませていきましょう。人生は、鶏舎でほとんど動かない鶏のようなものではありません。本来はもっと自由で遊びに満ちています。社会システムに隷属することに合意して自分自身の心を封印したのもまた、自分自身なのです。
心理学用語に「サーカスの像」という言葉があります。サーカスの象は、杭につながれた鎖で逃げられないことを小さな頃から学ぶため、大きくなって鎖を杭ごと抜く力を得ていても、それを試そうともしなくなります。「今の自分自身がもしそのような状態だとしたら」と仮定し、この4月に起きてくることを眺めてみましょう。そのときに浮かんでくる考え、わきおこってくる感情、それらを見逃さないように掴み取ってみましょう。そうすることで、心の中で固まっていた石ころが溶岩となり違う形を形成し始めるかもしれません。
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結論

この4月を通して物質中心の世界から、精神的な世界に誘われる人があるかもしれません。物質と精神、合理性と感情、それらがバランスを取り、それを通して「己の真実」の存在を知る人があるかもしれません。いずれにせよ、心に火が灯るものの、まだどうしていいか分からない状態にあることでしょう。それが分かるには、まずはもう不要になったもの、つまり「穢れ」を手放すことが必要になります。しかし、この始まりはやがて、「己の真実」との揺るぎないパイプを繋ぎ、大きな情熱へと炎の勢いが広がっていくでしょう。
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おわりに

いかがでしたか?いままでの仕組みが強制的に終わりつつも何を代わりにもってくるかを、ゆっくり考え始めるような、そんな時間になりそうですね。私も、桜のスポットをお散歩してお花の柔らかい質感や風に舞い散る美しさをゆったりと感じる時間を作ろうと思いました。
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