日本語には、直接英語に訳す方のできない独特の表現があります。
それをAIで翻訳することができるかどうか、答えはYesであり、完璧には不可能です。
なぜなら、状況に応じた訳し方があるからです。
○丁寧な言い方、ラフな言い方
敬語(尊敬語や謙譲語)は、英語にはありませんが、丁寧な言い方に翻訳することができるか、これはほぼYesです。
逆に、リリックやスラング、キャッチコピー、映画のサブタイトル等の翻訳は、翻訳者の感性が出るかもしれません。
○文法が正しい日本語であるならGoogle翻訳でもほぼオッケー
また、正しくない日本語をAI翻訳した場合、正しく変換できるか、これはほとんどの場合Noですが、AIが言いたいことを汲んでくれることもあります。
ただ、直訳になるので、ご本人が何が言いたいかまでを汲み取ったり強調したらする翻訳は難しいかもしれません。
○専門用語や固有名詞について
これは、大半が対応してくれますが、絶対とは言い切れません。
しかし、日本、アメリカ、イギリスの法的用語や、世界的に開催された催し物などは、つい最近のことでも、AIに組み込まれていることがほとんどです。医療用語は、個々に調べた方が正確かもしれません。
AI翻訳を禁止する方がいますが、AIは、時間を短縮する手段であり、(何千もの文字をタイピングには、英語でも日本語でも時間がかかります。)
AIが翻訳してくれたものを読んで、文法や単語が合っているか、自然かどうか、状況に合った表現ができているか、判断できれば問題ありません。
もちろん、リリックやキャッチフレーズなどは、AI翻訳は使わなくてもいいかもしれません。
○日本語にしかない表現について
何点か挙げてみましょう。
「お疲れさまです。」や、「よろしくお願いします。」などは、普段ビジネスで必ずと言って使うと思うのですが、英語にはこの感覚自体がありません。
ただ、シチュエーション別に分けて見ていくと、
①おつかれさまです。
社内ですれ違う時や、ミーティングの席についた時など。
Hello.
How are you?
How's it going?
よくやったね。と言いたいとき。
You've done enough today.
Good job!
Well done!
お疲れさま。助かったよというニュアンス。
Thank you for your hard work.
I appreciate your efforts.
週末、退社するとき。
Have a good weekend!
②よろしくお願いします。
「はじめまして」の時(お会いできて嬉しいです。)
Nice to meet you.
お仕事で、一緒に働く時(あなたと働くのが楽しみです。)
I'm looking forward to working with you.
何かお願いごとをする時(最初にお礼を言っておきます。)
Thank you in advance.
今後ともご協力をよろしくお願いいたします。(引き続きご協力をありがとうございます。)
I appreciate your continued support.
メールの文末に書くよろしくお願いしますは、
敬具の意味でもありますが、
Best Regard
Sincerely yours
協力や理解に対してありがとう。
Thank you for your cooperation.
Thank you for your understanding.
ちなみに、Deepl翻訳で「よろしくお願いします。」を打ってみると、
I look forward to working with you.
please takecare of me.(告白の時とかのよろしくお願いします。)
Thank you for your cooperation.
Best regards.
など、いくつかの種類が出てきます。
③お世話になっております。
Hello, how are you?
だけでいいです。
ビジネスレターだと、
英語のメールでは日本語の「いつもお世話になっております」のような定型文や、季節云々などの前置きはあまり使わず、すぐに用件に入るのを好まれることが多いです。
ただ、全くそういう表現がないかと言うとそうではなく、
Hope this email finds you well
が、近いニュアンスで使われることがあります。 重複しますが、AIを使わないでくださいというお客様が非常に多いですが、
AIを使っても、翻訳はできます。
要は、それが正しいかどうか、状況に合っているかを判断して、手直しできる力があればいいのです。
むしろ、AIを使った方が、断然綴りミスなどの間違いは減ります。
おそらく、AI翻訳を嫌う方は、下記のような直訳でなく、自然な英語にしてほしいと考えてることは承知しています。
例
・We appreciate your continued support and look forward to working with you again.
【AI翻訳(直訳っぽい)】:
私たちはあなたの継続的な支援に感謝し、再びあなたと働くことを楽しみにしています。
【AIを使わない(自然)】:
いつもご支援いただきありがとうございます。今後ともよろしくお願いいたします。
・She gave me a cold look and walked away.
【直訳】:
彼女は冷たい目を私に与えて歩き去った。
【自然】:
彼女は冷たい視線を向けて、そのまま立ち去った。
以上に挙げたような、皆さんが心配されるような不自然な直訳は、最近のAIは精密なので、出てこないことの方が多いです。
ただ、英語にしても、日本語にしても、文章を作ることが上手な人もいれば、そうでもばい人もいます。元の文章の文法が正確でないと、言いたいことの違う翻訳が出来上がる場合もあります。
また、日本語は主語を省略することが多いので、AI翻訳で英語に直した時、主語に注意する必要はあるかもしれません。
また、映画の字幕のような場面ですと、日本語にしかない表現、英語にしかない表現があったりもしますので、翻訳者のセンスが出やすいです。
日本語にしかない表現については、他にも色々ありますが、また配信していきます。
英語が得意でない方、契約書などの絶対間違えられない書類、営業のためのプレゼン資料、HPなど多くの方が目を通すもの、ビジネスメールや、書類、お手紙、または、外国人とのミーティングなどで何か伝えたいけど何を言えばよいか分からない方など、
お気軽な気持ちでご相談ください。
ニュアンスをもっとこうしてほしい、や文法を説明してほしいなどは、無料でご対応しています。