避難訓練は毎月1回の義務です

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避難訓練は毎月1回の義務です

京都市の保育施設では月に1回の避難訓練が義務つけさています。特に火災が起きたという想定でしないといけなくて、避難訓練実施記録を監査の時に確認されます。

児童福祉施設や高齢者福祉施設は、要介助者が入所しているため、自力で逃げる事が困難です。保育者や介護者が適切に役割分担して、避難手順を確認することは非常に大切であることは今更言うまでもありません。

避難訓練の方法は様々

とは言え、避難訓練の方法は定められていません。ぽにぃ保育園では出火場所に応じて、今日は東側に逃げよう、とか今日は広域避難場所の公園まで行こうとか、毎回職員で流れなどを確認して行っています。

時間帯も様々です。午前中の遊び時間中もあれば、夕方することもあります。

うちの園ではしていませんが、おやつ後に火災が発生したと想定し、公園に避難した後に、保護者さんにもご協力をいただいて、お迎えまでを訓練としている園もあります。

地震、火災が起こった時は、普段使っている電話やメールがつながりにくくなります。そういった時に、どういった手段で保護者と連絡を取り、迎えをお願いするのかは、保護者さんの方にもご確認いただいておきたいところです。

園外の避難場所はご存知ですか?

建物に倒壊の危険がある場合、園としては園外へ避難します。

広域避難場所とは、地震に伴う大火災による二次災害の危険から,地域住民の生命の安全を確保できる場所をいい,広域避難地域内において,あらかじめ市長が指定している場所です。

この広域避難場所に避難する園も多いかもしれませんが、実は避難経路を想定すると必ずしも一番近くの広域避難場所に避難するとは限りません。

その例として、地震や豪雨災害が起きた場合、河川の氾濫などにより橋が決壊または河川を横切ることが危ないと判断される場合もあります。

園の避難経路はハザードマップを参考に設定されていることも多いんです。

ハザードマップポータルサイト
国土交通省が運営する、「ハザードマップポータルサイト」です。身の回りでどんな災害が起こりうるのか、調べることができます。
disaportal.gsi.go.jp
救命救急訓練は年1回
ちなみに心肺蘇生術など救命救急研修も年1回あります。
京都市が実施しているような一般の人も参加できる研修もありますが、地域の消防署にお願いしてい、研修にきてもらうこともあります。

特にAEDは「AED設置マップ」で自宅近くはどこがあるか確認しておいてください。

日本全国AEDマップ -全国のAED設置場所を地図で共有-
全国のAED設置場所を約30万件網羅した日本最大の投稿型AEDマップ。あなたの知ってるAED情報を投稿するだけで救える命が
aedm.jp
いざという時はAEDを使うことが一番大切です。
(AEDはいきなり電気ショックする機械ではありませんので)

何事も備えが大事ということで、今日はここまで。
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