こんにちは皆様。
今日も腹ペコな私は、果物でも食べようかなって考えています。
果物で思い出したのですが、子供の頃果物の種を飲み込むと、体から木が生えてくると思ったことは無いですか?
私はあるんです。
人から木が生えている絵を見たのか、母に「種を出さないと木が生えるよ。」って脅されたのか、(子供にそんな脅しはいけません)解らないんですが、兎に角、果物の種が怖かった。
果物の種を飲み込むのが怖くて、果物を食べない様にしたり、種を丹念に外して食べたりしていた。
間違って飲み込んだ時には、夜眠れなくて、毎時間起きて腕や頭を撫ぜたりしていた。
子供は大人が思っている以上に、大人を(絵を)信じている。
そこに本当?って聞く余地はない。
大人は子供に掛ける言葉は特別にしないと、子供は思った以上に覚えている、とは言っても人間全ての言葉をよーく考えて話すのは無理だ。
実際、私も解っていても、キツイ言葉を投げ出したことはある。
生きてゆくって、存外解っていても間違った方を選んでしまうから、しょうがないと子供には思って貰おうと思う。
昔、分子生物学の渡辺格先生と安部公房先生の対談を見たことがある、その時安部公房先生が生命科学は怖い、何が作り出されるか解らないと話していた、それに対して、渡辺先生は言葉の方がもっと怖いと返された。(そんな風に記憶している、違っているかも知れない)
分子生物学で特殊な生き物を作るのは可能だが、簡単には出来ないうえ、たった一つだ、言葉はそれによって暴動や戦争や革命に導く、言葉や文章の方がずっと怖いと仰っていた。
確かに言葉はそれ自身で刃物にもなり、爆弾にもなる、だからこそ慎重になるし、ぞんざいにもなる。
今使っている言葉を飲み込んで、一旦咀嚼してから掃き出せればいいのですが、全ての言葉をそんな風に取り扱うのは不可能だ。
言葉の取扱説明書はあるようで無い、自分で考えて使っていく事しか出来ない。
其の内AIが使っちゃいけない言葉を選んで、これは駄目って言ってくれるかも知れないが、そんな言葉が面白いかな?
やっぱり今発した言葉が良い、間違ったなら、間違っていましたすいませんでいいような気がする。
今なら子供の方が「エビデンスは?」って聞いてきそうだけどね。
いつも、有難うございます。