有難い思い

記事
コラム
こんにちは皆様。
昔の事を思い出すのは、年だからかも知れないが、会社をしていた時に会った方を思い出している。

会社と言っても零細企業で私は外に出る時間は余り無く、会う人と云えば銀行員と材料商社の方しか無かった時で、あちらにとっては我が社はお客なので良い対応をして頂いていた。

その中にイクシマさんと言う人がみえた、私が入った当初今迄の事務員の代わりに入ったので、夫が紹介するまでは新しい事務員ねって感じで冷たい感じの多い中、イクシマさんは裏口から入って来て、「こんにちは、お菓子買ってきたんで皆さんで食べてください。」と普通に初めましてだった。

あれっ、妻だって知っているのかなと思っていたら、夫が「妻です。」と紹介、「奥さんでしたか、新しい事務員さん来られたとおもってましたわ。」

がははと笑っていて、誰にでも態度が変わらなくて素晴らしい人だなって感じていた。

夫の会社に入って思ったのは、奥さんってだけで態度が変わる人が多い事、ほぼ100%変わる、イクシマさんは変わらなかったから99%か、この方をよく思い出すのは一番大変だったときに助言していただいたからです。

その頃企業が猫も杓子も中国移管って感じで、中国に仕事を持っていこうと画策していた、後で聞いた処によると通産省主導で仕事を持っていけと言われていたそうで、それが言い訳だったのか、本当だったのかは解らないが、兎に角仕事は中国に移管する計画だった。

我が社は大手の下請けが80%以上、仕事を引き上げられたら、経費を大幅に削るほかは方法が無い。

従業員の削減を提案してみた、その頃社長だった夫(今では元夫)は技術の継承が出来ないとか、従業員が大事だとか言って大喧嘩になった。

PXL_20211104_223448221.jpg


その時にイクシマさんに恥ずかしながら相談してみた、すると話をしている時にこう言って下さった。

「社長、会社って有るだけで社会に貢献してるところがあるんです、無くなったら元も子もない、技術は社長さんが持っとるのやったら、今は小さくなってでも続けること考えた方が良いんじゃ無いですか。」

有難かった、私では何を言っても納得しなかった人が、それでやっと小さくなるのを認めた。

後で来た商社の方に夫は、夢枕に立った人が教えてくれた言うスピリチュアル系の言葉を言っていました。

でもあれはイクシマさんのおかげだった、お年で止められたとき残念でならなかった、今でも元気でおられるだろうか?

有難い思いは今も心に残っている。

いつも、有難う御座います。
サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す ココナラコンテンツマーケット ノウハウ記事・テンプレート・デザイン素材はこちら