真似をするということ

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学び
「学びとは真似である」ということは、とても重要だ。学ぶためには必ず他者の介在が必要になる。そこにあるのは、言葉のやりとりだけではない。学び手の観察、理解、実践を通して、少しずつ理想と現実の誤差が小さくなっていく。

そして手本を超える理想を「直観」し、「直感」の助けを借りて、いつしか手本さえ超えて本物になってゆく。だから僕の出品なり技術なりを真似ている方がいたとしたら、僕はその人のことを応援するし、時には賞賛する。守破離ではないが、型を破るということも真似の先にある。できることであれば、手本を超えてほしい。

「本物」が増えることは、この世全体を豊かにする。

ここで理解の助けとして、少し個人的なスタンスの話をする。
僕は既に手にした技術や方法論というものを配るのに対して、何か損だとか隠しておいたほうが自分の利益につながるのではないかというような執着をしないことにしている。(少し方法を変えるだけで危ういものもあるから、誰でも目にすることができるようなところですべてを公表することはできない。直接お伝えするときには、注意事項についてもお話している。)

僕が自分の「優位性」のようなものを手放したくないと考えるなら、自分のもつやり方や技術については一切語らないほうがよいと考えるのが自然だ。だが、僕の扱える氣の総量とでもいうべきものも、できることというのも日に日に増えている。

増えるとか、洗練されると分かっているものをあえて伏せる理由がない。僕一人で独占したところで、誰からも理解されなければ僕の死と同時に無かったものと同じになってしまって人類全体の損失になる。(実のところ、あなた以外のひとではいけないことというのも多くある。高次の存在としても最善を尽くすから、最善であるあなた以外に頼めないということがやはりあるのだ。)

地球全体、世界全体の損失になると言い換えてもよい。(もし特異な、あるいは得意な何かがあるという方があれば、それは天から与えられた使命であるとお考えいただいてよい。そういう固有の経験や行動の力を、もし死蔵しているのであれば有効活用していただくのがよい。)


必要になればそのつど適切な高次の存在が、必要な技術は与えてくれる。必要な出会いも、豊かさも気づかぬうちに与えられる。そのヒントは多くの場合「些細なこと」としてやってきている。気づかずにいると、おおごとになる。

占い師やエネルギーワーカーとしての技術というのも、僕が与えないからといって得られないものでもない。ただし実践家と出会うことによって、洗練された方法が最初から得られれば時間の短縮には必ずなる。扱いについても迂闊に危険を冒すこともなく済む。(ただこの点については、大抵の場合その人を見守っている存在がどうにかしてくれるので、心配しすぎる必要はない。やって失敗したと思っても、やり方を変えればよいだけだ。もちろん忠告を受け取ったら、きちんと耳を傾ける必要はあるが。)


僕と同じ境地に辿り着いた者が、独り占めをするはずがないので(そもそも意味がない)、きっとよい友人になれるか、なれなかったとしても誰かの助けに必ずなってくれるはずである。あなたが大切にした誰かが、巡りめぐって僕や僕の大切な人たちを大切にしてくれる。「情けは人のためならず」とは良く言ったものだ。決して「情け」で行っているわけではないが、利害関係に敏感な方にはこのほうが分かりやすいと思う。

ヒーリングを行うときも、必ずといっていいほど相手の利になりそうなことはすべて伝えてしまう。いくら真実でも、本人が聞きたがらないことは伝えないようにする努力も続けている。(そういうときは聞きたいかどうかご本人に確認をとっている。)僕個人の身勝手な欲求よりも、はるかに大切な意志というものがこの世には確かにある。


閑話休題、話を本筋に戻す。

前述のとおり、本来「技術」とは、時間はかかるにせよ練習を繰り返せば、よほど技巧的であったとしても、肉体を持っていれば模倣することが可能な類のものである。(もちろんフランツ・リストの大きな手や、多くの野球選手の大きな体、騎手の小さく軽い身体のように、なかなか得がたい特徴というものも、この世にはなくはないのだが。)

少なくとも平均的な身体によって真似できる類の「技術」というのは、信念と継続さえあれば誰にでも使いこなせる可能性が開かれたものである。そして、意識の持ちようでいくらでも行える身体に左右されにくい「エネルギーワーク」という技術は、誰にでも模倣可能なものである。

(エネルギーワークとは、ヒーリングやプロテクション、浄化、結界、憑依対策など、通常目に見えないところの「エネルギー」を動かすことによって現実に影響を与える技法の総称。ココナラでは施術だけの販売は禁止されたので、僕は抱き合わせで配布している。)

今のところ、こちらの需要はあまり多くはないようなので出品は控えめにしているが、「本職」的にはこちらのほうが得意であることは、知りたい人にとって必要な情報であろうから書いておいた。



僕がココナラに出品したのは、もっと色んな人たちと話してみたいと思ったこともあるが、それ以上にエネルギーワーカーになりたいと思っていても、独学以上の方法を知らないという方が結構おられるということに気づいたからだ。(あるいは実際に研鑽を積んだエネルギーワーカーに接する機会が少ないと言い換えてもよい。)素質のある人であれば人生の中で多くの経験を通して培われたものがあるので、エネルギーワークを行うこと自体は難しくない。ところが方法が見つからなかったり、間違っていたりするので、効果が見込めなかったり、途中で諦めてしまったりする。

方法を知り実践を繰り返せば、紆余曲折あるにせよ、かならず上達する。

そしてエネルギーワーカーとしての方法論を手にする人というのは、既に道が開かれている方である場合が多い。僕もそうだ。実際には少なくないお金を動かさなければ習うこともままならないことが大半だし、特定の技術のみを学んで「はい、おしまい」というものでもないから、広範に学びたいと思えば、それなりのリソースが必要になってくる。つまり、わざわざ手を貸してくれる他人を見つけたり、手配したり、実際に会いに行くための「時間とお金」だ。
(お金に関して富裕層かどうかということには意識が向きやすいが、実際には時間に関する富裕層というのもこの世には存在する。そして多くの場合、運がよい。)


エネルギーワークの特定の技術のみを学びたいという人にも、僕はもっと広く門戸が開かれてよいと思っている。『汎用ペンデュラム占い』の適用になるか、『アドバイス』の適用になるかは、その技術の難度やご本人の現在の力量にもよるので、興味のある方はDMからお問い合わせいただくとよい。



ではでは。




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