心ほど力を秘めているものはない

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占い

占いを必要とする人にも、大きく分けて二通りの方が居られるように思う。

「根本的に人生を変えたい、つらいこと理不尽なことばかりで、何とかしてここから脱出したい」という方と、

「何だかよくわからないけれども、(面白そうだから、何か役に立ちそうだから)試してみたい」という方である。


前者の方には、「行動そのものの氣力が尽きている方」と、「行動する氣力はあるが、どう行動したらよいか分からなくなっている方」とがいらっしゃる。特に氣力不足の場合の処方箋は本来個々人によって少しずつ調整は必要だが、多くの場合以下の方法で何とかなることが多い。

はじめに食事をしてゆっくり寝て、気分をよくすることである。

これでもどうにもならない場合は、僕の行うエネルギーワークで改善する例も多いので、ご相談いただくとよい。特に他者からの「影響」によって状態を崩している方もおられるからだ。僕が行うほとんどの施術は、数秒以内に完了できる。(もちろんご自身で行っていただく方法もある。各々に適切な方法を選んで行うためである。)

「行動の方針が立たない」方は、どうすればよいか分かっている者や、分かっていることを記述した書物・動画等を見つけて参考にするとよい。多くの場合、「現状脱出を願う」前者の方というのは直感がはたらきにくくなっているので、初歩的なエネルギーワークである「グラウンディング」を身につけられるのがよい。(効率のよい方法が知りたいという方は、ペンデュラム占い等をご購入になったときにご質問いただければ、方法をお伝えした上で僕がエネルギー状態を確認して差し上げることもできる。多くの方法についてはネット上で確認できる。なんとなく気に入ったものを試してみるくらいでよいでしょう。)


「好奇心から占いを試す」後者の方というのは、高次の存在からみると何の問題もない方が多い。自分の直感に従って生きていくことで、自然とよい方向に進まれることが約束されていると言ってもよい。僕のお客様というのは大半がこちらの方になる。僕のことをどこからかご覧になったりお聞きになっていらっしゃる方である。問題(に一見思えて、実際はそうではない)を抱えているようで、ものの見方ひとつであっさりと切り抜けることができるので、別の面からの「ものの見方」というのを知っただけで済むという方はこちらである。

(自分の状態を確認する行為は慣れている者でも注意を要する。灯台もと暗しというように、実際に自分では気づきにくい。コンサルタントや占い師が仕事として成立するのは、つまり他者の介在が単にそれであるというだけで、かなり高額であっても売れるのは、「迷わなくてよい迷いをさっさと晴らしてしまったほうが結果的に余計な手間や時間を費やす可能性を下げられるから」である。特に他の分野と違い、占いには客観的指標が比較的少ないから、自分だけでどうにかしようともがきすぎると手ひどいしっぺ返しを受けることもある。心がけが重要になる。)

もし自分だけですべてを完結させられるとお考えの方がこの記事を読んでおられたなら、その考えはかえって自分自身の不完全さを浮き彫りにする結果になるので、見直されるのがよい。人間の五感に限界があるように、自分だけでできることには土台、限界がある。ただし、多くの方が思っているよりもその限界ははるか高いところにある。


「顕微鏡を使っても目に見えない部分」(あまり適切な言葉というものがなく、「エネルギー」という語で代用することが多い)に関してだが、僕のようなエネルギーワーカーは直接浄化をしてしまう。

僕と同系統の力を使う者というのは、下手をするとパワーストーンよりも浄化の力が強い。『汎用ペンデュラム占い』のおまけで行っている氣の流れの最適化では、浄化は基本行っていないが、よくない氣や滞りがあれば取り除き、旺氣を本人が直接取り込めるようにしている。


それでもパワーストーンやその他のものに頼ることがあるのは、自分で何でもできるからといって一人で全部をこなすことにはあまり意味がないということもあるが、それ以上に自分よりも上手くこなすことのできる存在がいて、しかも当人(ヒトでなくてもよい)がやりたがっているのなら、そちらに任せたほうがしあわせだからだ。

協力することでより短時間に高速で、施術を受ける方の負担も減らすことができるという面もある。誰かにとってよいことというのは、必ずすべての者にとってよいことである。誰か一人だけ(あるいは複数)が犠牲になっているように見えるときには、最善ではないと思ったほうがよい。


誰もがエネルギーワーカーとしての修練や生活を送っているわけではないので、一般の方でも、酒や塩をかぶるとか、鈴を鳴らす、お香を炊く等によって自分の受けたよくない氣を抜くという方法を知って、実践なさる方がおられると思う。実際に行えば、エネルギーの状態が変わるので、精神状態が変動する。

財布は毎年買い換えたほうがよいという説もあるが、個人的には綺麗に使って寿命もきていない、それも気に入っているものをさっさと捨ててしまうというのは使い捨てにしているようで気分がよくないので、長く使うことにしている。(長く使っているからといって財運に影響したと感じることはない。むしろ財運はよい。あまり傷になっていないのは、財布自体を常にケースに入れて持ち歩いていることもある。)

そもそも自分が財布の立場だったなら、たった一年で首を切ってくるような主人のもとで働きたいかと考えてみたらよい。僕は一生使うつもりで接している。そもそも酷使することがないのであまり痛まないし、「もうそろそろ休みたい」と言われたら、そのときは休ませてあげたいと思っているし、「他の人の財布になりたい」と言われたら、そのときはその意思を汲むつもりだ。

もちろん色んな財布を使ってみたいという方がいてもよいと思う。使わなくてはわからないことというのもある。やはりここでも重要なのは、実際の行動である。

「うまくいく方法」を試し、行ってみた結果、なんとなく気持ちがよかったり、気分が軽くなったりすれば、それが今あなたにとって必要な手段であり、実践だ。


話は変わるが、プラセボ効果(偽薬効果)やノセボ効果(反偽薬効果)という言葉をお聞きになったことはあるだろうか。本来薬でないラムネ菓子や小麦粉の塊であっても、当人の治療に効果が出たり、逆に毒でないのに当人が毒だと思い込んで口にすることで、実際にからだに悪影響が出たりすることを意味する言葉である。

なぜこのようなことが起こりうるのかは、ここでは問題にしないが、同じ物質でも生体内のような複雑系では、別の結果が現れることがあるのは、知っておいてよいと思う。個人的には、これこそが心の力ではないかと思っている。氣の持ちようという言い方もある。


僕の提供しているペンデュラムによる占い(上記)というのは、何か疑問に思ったことを高次の存在にぶつけ、その返答として揺れを得る技法である。

揺れるのに抗うように体を安定させていると、ペンデュラムだけがある方向に揺れたり、回転したり、特定の図形を描く(このとき体の力を完全に抜けば、全身が自分で体を動かそうと意図しないにもかかわらず、揺れだす。このような自動運動を行うためには、少なくとも第七チャクラまでは使いこなせる状態になっている必要がある。素早く答えを得たいとなると、これだけでは不十分である)。初めて振ったときは結果を得るまでに時間がかかったが、今では1つの問いに対して答えを得るのに1秒もかからない。言葉に出す必要もなく、自分で質問内容を知っている必要もない。(ただし、質問内容を知っていることで、矛盾する質問をぶつけたときの返答から、何か見逃しがないか、おかしな点がないかということを論理的に精査することができる(「直観」がはたらく)ので、個人的には、質問を伏せるというのは曲芸にすぎず、占いの質そのものにとってはあまり意味のないことだと思っている。)

僕が多くの方にその日のうちに回答できるのは、沢山の質問をごく短時間のうちに大量に行っているからである。より正確に答えを得るために、「○○は△△であるか」と問いたいのであれば、その直後に「○○は△△でない(以外)か」と問い、並列して答えの出方を比較するということもしている。このときもやはり揺れの変動で何か誤っている可能性には気づくことができる。

同時に、ふとした瞬間に何かが見えたり、感じられたり、聞こえたりすることがある。(このような経験をなさっている方というのは、眉間にあるチャクラが既に使いこなせる状態になっていることが多い。)
イメージワークであったり、直感的に得られたキーワード、センテンスとともに、この揺れによる確認を繰り返すことによって、自分が今得ている返答というのが妄想なのか、実際に何かを「見ている」のかというのを石橋を叩くかのごとく確認していく。

このとき、自分自身の考え方があまりにもいびつであったり、不満が鬱積していたりすると正確な答えを得ることができなくなる。占い師が自分の精神状態に過敏なまでに意識を払うのも、ヒーラーの多くが自分自身の状態に過剰なまでに氣を配るのも、他者に悪影響を与えないようにするためである。(そうでないなら今すぐあらためたほうがよい。)

翻訳家が誤読に基づいて和文をつくると本来の意味から掛け離れるのと同じように、我々のように、「高い次元の何者か」と対話を試みる者の「思い込み」が激しいと、受け取った答えに対する色づけを間違えかねない。それを防ぐために、どんな占い師もヒーラーも、当然のこととして自分自身の「中」を綺麗に保つことが求められる。

憑依を受けたり、よくない氣を受ける等、自分の身も守れないのでは、かかわった相手に悪影響を与えることになるから話にならない。このあたりのことというのは今後話すことができると思う。

ではでは。
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