病気はやめられる

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「病は気から」という言葉。
これは誰もが一度は聞いた事が
あるのではないでしょうか。

”気持ちの持ちようで病気は重くも軽くもなる”
という意味を表しています。

そして、実際のところ、
近年さまざまな研究により
「病は気から」
が科学的に証明されつつあります。

病気を作っているのは、
その人が心の中で意識、
無意志に感じているズレ。

そのズレとは、
「自分の人生を生きていない」
というもの。

こうしたズレを起こしている原因は
実際には存在しない「思い込み」や、
「誤ったセルフイメージ」にあります。

これらの誤りや偏りを修正し、
ズレを解消したとき病気はやめられます。

病気は「敵」じゃない

同じような病気にかかっても、
それを確実にやめられる人と
なかなかやめられないでいるどころか、
悪化させてしまう人がいます。

両者を分ける一つ大きな違いとは
病気を敵と見なしているかどうか
病気をやめられる人達は、
病気を敵とみなしていません。

病気とは
「あなたは今、本来の生きる目的とズレた生き方をしているよ」
というメッセージです。

そして病気と向き合い、
本当の自分との話し合いを始めます。

そして、
社会的自分に縛られることをやめて
本来の「生きる目的」に向かって生き始める。

ではなぜ、
病気を敵だと見なし続けると
病気をやめられないのか?

敵ということは、戦う相手だということになり、
あらゆる手段を使って
病気の元を自分の中から消したり
切り離したりすることに懸命になります。

しかしこれは本当の自分を無視したまま
対症療法的な処置をしているだけで、
根本的な解決にはなりません。

病気は本当の自分が発するメッセージ
そのメッセージを無視していては、
いくら表面的な治療を施したところで
病気を根本的に消すことは難しいです。

何のために病気をやめますか?

もしあなたが病気を抱えているとして
「何の為に病気をやめるか?」
を明確にしていますか?

大抵の人は
「ガンで死にたくないから」
「この痛みから逃れたいから」
「元気だった頃の体を取り戻したいから」
と答えるのではないでしょうか?

しかし、こうした回答に留まっている限り、
病気はなかなかやめられません。

その理由として目の前の病気という
問題を回避することだけに集中しているから。

ここでの問題点は病気が消えた先の
プランが全くないということです。

くり返しになりますが、
病気は本当の自分がズレていること
へのメッセージです。

「何の為に病気をやめますか?」
という問いに対して、
「これをやるために病気をやめます」
「これ」が明確にならない限り、
病気はなかなか消えてくれません。

やることが明確になっていなければ
脳としてもどういう体を作っていけばいいか分かりません。

逆に「やること」が明確で、
それが生きる目的に沿っている場合、
脳はそれを実現するために動き出します。

病気を生み出すのは脳の「苦痛系回路」

私たちの体には、
病気になりやすい状態
病気になりにくい状態があります。

これは非常にシンプルで
「危機回避モード」
ずっと続くと病気になりやすく、
一方「成長モード」を適度に維持できていれば
病気になりにくいのです。

危機回避モードというのは、
自分が「危険!」と感じる状況に遭遇したときに生じる、
動物に本来備わっている反応です。

その際、私たちは自分を守るために
「逃げるか」「戦うか」
のいずれかの反応を示します。

具体的には、
いつでも動き出せるよう
筋肉に血液が集まり、
その分、内臓に血液が回っていかなくなり
その機能は低下することになります。

また筋肉に十分な血液を
送る必要があるため、
心臓の動きが活発になり、脈拍も速くなる
そのほか、脳や神経も、
いつも状況に対応できるように興奮状態を維持します。

そんな状態が続けば当然体は消耗し、
その結果、
病気になりやすい状態
なってしまいます。

一方の成長モードとは、
緊張が緩んだ状態をさします。

危険に備える必要がないため、
筋肉だけでなく内臓にも
血液が十分に集まり、
その機能が高まります。

そしてこの危機回避モード
成長モードのいずれに入りやすいかどうかは
その人の「自分の内部で使う言葉」
「そこから発生する脳の動かし方のクセ」
が大きく影響します。

ではその脳の動かし方のクセとは
どのようなものか。

それは
「苦痛系思考」
「報酬系思考」の2つです。

苦痛系思考とは
さまざまな決断や判断などを
不安、恐れ、機嫌、怒り
といったネガティブな感情を
生じさせる事態に遭遇するのを
避けるためという基準で脳を動かすパターンです。

「~しなければ」「~すべき」
という言葉を使っているとき、
苦痛系思考になっていると言えます。

一方、報酬系思考とは
「~を得たい」という思いが第一にあり、
それに突き動かされてさまざまな決断や判断をするという
脳の動かし方をするパターンです。

「自分の仕事を通して世の中に貢献したい」
「自分の経験を活かして悩んでいる人に気づきを与えたい」

いってみれば、本来の生きる目的に向かって生きている状態
になっています。

このとき、脳の中では報酬系といって
自分にとって嬉しいこと、
楽しいこと、面白いこと
に関わることを情報処理する脳の部位が働いています。

そうなると、
全身に血液が行き渡り腎臓や器官
も正常に機能できる状態が整っています。

そうなれば病気になりにくいし、
また病気をやめやすくなります。

つまり、
”苦痛系思考”
がクセになっていると病気になりやすく
”報酬系思考”
がクセになっていると、
病気を寄せ付けにくくなります。

現実はあなたの勝手な思い込み

私たちはそれぞれ、
さまざまな思い込みや
セルフイメージを持っています。

例えば
「人生は思い通りにならない」
「何事も努力しなければ達成できない」
「私は無力だ」
「私には能力もお金もない、だから夢は叶わない」

といったセルフイメージ。
私たちはそれを事実として信じ込みさらにそれらに縛られ
苦痛系思考にはまり込んでしまいます。

ひとたび、こうしたイメージが
頭の中で作られると、
そうした現実の中で生きるようになります。

例えば、
「人生は思い通りにならない」
と思い込んでいれば物事がいきそうになると、
「人生が思い通りになるはずがない」
と無意識に上手くいかなくなるような行動をとったりします。

成功哲学の祖
ナポレオン・ヒルの名著に
「思考は現実化する」
という本がありますが、
まさにそれは真実です。

この世のあらゆるものは
人間が「そこに存在する」
認識しない限り、存在しません。

「人生は思い通りにいかない」
「私はバカだ」
「私は孤独だ」
それは結局、
あなたがそう思っているだけにすぎません。

そのことに気づき勝手な
思い込みやセルフイメージを手放したとき、
苦痛系思考のクセから抜け出せます。

「本当の自分」のまま、
本来の「生きる目的」に沿って
生きる選択を取り戻したとき、
病気とは無縁になれるでしょう。


ではまた!


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