人が行動を起こす理由は、
理論でも理屈でもなく感情が動いた時である
と言うことは、誰もが知っていること。
逆に言うと、
騙されると分かっていても
感情に働きかけられたら
話に乗ってしまうのが人間です。
とは言え、
感情を常に殺し沈着冷静に行動していたら
冷たい人だと思われるし言われる場合があります。
何と言われようとも
自分の生き方を貫き通すのであれば問題ありませんが、
冷たい人と思われることを快く思う人は少ないでしょう。
ですので、
時と場合によって自分の気持ちを上手に
コントロール出来れば良いのですが、
それが中々出来ないのが人間であり、
だからこそ、人間でもあるのですよね。
感情に働きかけることで
自分の気持ちを伝えられるのであれば、
熱い思いを持って伝えることが一番です。
だからと言って、
感情的に成り過ぎると相手の気持ちは離れて行きます。
熱すぎる火は人を遠ざけますが、
暖かい火は人を惹きつけるようなもの。
ただ、熱すぎるのと暖かいの差は、
人によって感じ方は違いますし、
状況によっては、熱すぎる気持ちくらいでないと
人を動かすことは出来ないでしょう。
大切なのは、発信する側も受け取る側も
相手の気持ちに寄り添うことなのですが、
タイミングとバランスが合わないと
歯車が上手く噛み合わず
逆にギクシャクしてしまいます。
そんなことを経験を重ねることで、
絶妙なタイミングと距離感を持つことができ、
相手の気持ちに寄り添えるし、
相手の気持ちを動かすことが出来るのでしょうね。
今日も素敵な一日をお過ごしください。