目的を持って取り組むことは大切です。
目的地があるからこそ、そこに向かって進むことが出来ますし、何より達成感が違います。
しかし本当に好きなことをするとき、そこに目的は必要ないのかも知れません。
なぜなら、その行為をすること自体がある意味「目的」となっているからです。
例えば、車の運転が好きな人にとって、目的地は不要です。
車を運転することが好きなのですから、それ自体が目的となります。
読書にしても、映画鑑賞にしても、散歩にしても、多くの事は、特別な目的を決めて行っている訳ではないと思います。
逆に言うと、目的を持った時点でそこに、「やらなければ」という義務が生まれ、本来楽しめることが楽しめなくなってしまう
そんなことが起こり得るかも知れません。
好きになるということは、そこに意味や理由や目的などないのです。
「ただ好きだから」
それ以上でもなく、それ以下でもない。
好きじゃなきゃ継続することはできませんし、好きじゃなきゃ頑張ることもできません。
好きになったその先に何が待っているかは、そこからのお楽しみです。
その後のことは好きなことをやり続けた後、考えれば良いのですから。