【産土神社があなたにとって最強の神社】
神社で祈願した経験は誰しもあると思います。
縁結びや金運アップ、試験合格などさまざまなお願いごとがありますが、
一番ご利益のある神社はどこだと思いますか?
一般的に考えると、有名で大きな神社が最もご利益があると考えますよね。
たしかにパワースポットや聖地と呼ばれるほどのスケールの大きな神社も、
それなりに大きなご利益が期待できるかもしれません。
しかし、実はもっとあなたの願いごとを叶えてくれる神社があったとしたら
どうしますか?
それが「産土(うぶすな)神社」です。
産土神社は、あなたにとって最も身近で、最もパワフルな神社です。
【産土神社とはどんな神社?】
産土神社とは、あなたが生まれる前から決まっている、
あなたの専任担当の神様がいらっしゃる神社のことです。
もっと詳しく言うと、あなたがお母様のお腹にいるときに、
お母様が住んでいた土地(地域)の神社です。
産土大神様とのご縁は、あなたがお母様のお腹に宿ってから
6~7ヶ月頃に結ばれると言われてます。
このご縁は、あなたが一生を終えるまでずっと繋がっていて、
たとえ他の土地へ引っ越したとしても、そのご縁は切れることがありません。
産土大神様は、あなたが成長し、家庭を持ち、年老いて人生を閉じるまで、
ずっとあなたのそばで見守ってくれています。
また、産土大神様は産土神社にいらっしゃいますが、
必ずしも社殿にいらっしゃるとは限りません。
産土神社は産土大神様と繋がるためのアンテナのある場所だとお考えください。
産土神社は、最もピュアでクリアな状態で産土大神様に近づくことができる
アクセスポイントのようなところです。
【母親が妊娠中にいた住所の氏神様が産土神社?】
氏神様という言葉を聞いたことがあると思いますが、
氏神様とはその住所を氏子区域にしている神社のことです。
神社庁に問い合わせて、
「あなたの住所だと氏神様はここです」
と教えてもらえることも多いです。
では妊娠中のお母様の住所の氏神様が産土神社なのかというと、
一概にそうとも言い切れません。
違う場合の方が多いと思います。
神社本庁に登録されている神社は八万社超ですが、
これが国内のすべての神社ではありません。
有名なところだと出雲大社、靖国神社は神社本庁に属していません。
数年前には香川県の金刀比羅宮が神社本庁から離脱しました。
その他、各地域の中規模~小規模なところを数えると、
神社本庁に登録されていない神社はたくさんあります。
このように、神社本庁の管轄する神社から探していくと、
本当の産土神社にたどり着けないこともあるのです。
たとえば私の場合、母親の住んでいた場所の氏神様ではなく、
隣町の小さな神社が産土神社でした。(神社本庁未登録です)
隣町なのでもちろん参拝したことがなく、
そこに神社があったことすら知らなかったほどです。
【では自分の産土神社はどこなのか?】
ご自分で探してみる方法もありますが、
かなり骨の折れる作業になるかもしれません。
時間と手間と労力が必要になってくる場合が多いと思います。
自分で産土神社を探す方法は下記ブログで解説しています。
私のような産土神社鑑定を仕事にしている専門家に依頼するのも一つの方法です。
その場合は、専門的な知識と技術で、神様と繋がりながら産土神社を調べます。