基地対策室でのお仕事をご紹介します。本当の男子とは?

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こんにちは。元航空自衛官の熊埜御堂(くまのみどう)です。(空曹)
今日はブログの更新が遅くなってしまいました。
ネタ切れで少し悩んでいたのですが、私の過去の恋愛相談のご紹介や本当の男子とは?というシリーズでお送りします。

今回も最後までご覧ください。(*^^)v

「基地対策室」これは一応、ココナラ用の仮の名前です。
実際は原隊であったり、基地業務を担当する部隊での勤務、あるいは司令部勤務のことをまとめて基地対策室とココナラでは呼ぶことにしています。
守秘義務を守ることもあるのですが、原隊では普通に使っていた言葉でもあります。

実に10年近い勤務でしたが、一言でいうと法律の相談を専門に行う部隊のことです。
法務幹部という法律の専門の隊員が指揮官でその下で働いていたのです。
法務幹部の他には心理幹部、総務幹部、などいろいろな役職があるのですよ。

自衛隊もいろいろなお仕事があります。

「自衛隊で法律相談を行うの?」

こういったご指摘もあるかもしれないです。
実際には基地に寄せられた苦情の対応、隊員間のトラブルの解決、殉職等に伴う、遺産の整理、引き渡し、等、時々、行政書士の資格を持った隊員が相談を行うのです。

今回はとある、恋愛相談をご紹介です。

この基地対策室で勤務するようになってまず始めたことが法律の勉強です。
当然、法律を専門に扱う部隊なので法律の知識は必要になります。
そして相談を行うのに必要な心理学の知識も勉強しました。

最初の3カ月くらいは研修等もあり、勉強も半年、続けているとある程度の知識がついて簡単な相談業務なら行うことができるようになったのです。

ちなみに自衛隊では全部隊で法律を学びます。
六法全書は暗記するくらい、繰り返し読み、紙に書き写して学ぶのです。

他にも警察小六法、消防法、国家公務員法、地方公務員法、など自衛隊法以外にも多くの法律を学びます。

自衛隊法では自衛官であれば自衛官が隊員に法律相談を行うことや医療行為を行うことを認めています。

少し特殊な法律ですね。

個人的は薬学に関する授業や法律が一番、難しくて苦労しました。

薬学は化学戦に対応する部隊での勤務や訓練を受ける上で非常に重要になるのです。

少し、話はそれましたが、法律を学び、新人隊員として恋愛相談を行ったときのエピソードをご紹介します。

基地対策室でコーヒーを飲みながら、お昼休みを過ごしていると、30代前半くらいの女性隊員が訪ねてきたのです。

「ここは法律相談を行うところですよ。
どういった御用ですか?」

こう私が聞くと、女性隊員は答えたのです。

「恋愛相談もお願いできますか?今、困っていることがあるのです。」

私は答えました。

「民法で対応することが可能かもしれないです。
簡単な心理学の訓練も受けています。ご安心ください。」

そういうと女性隊員は安心した様子で相談をお願いします。

こういう流れで初めての恋愛相談スタートしたのです。

たわいのない、世間話からスタートして、お互いの部隊の話題を行った後、いよいよ、本題の恋愛相談に入っていきました。

当時の記憶なので少し、あいまいな点もありますが、約20年前のことです。

多少のことは大目に見てください。

「交際しているつもりの男性隊員に女性の影があるのです。
少しのことならお互い許せますが、その女の話題になるとけんかが始まるのです。

どうすれば良いのか?
悩んでいます。」

女性隊員は手を震わせながら、静かに語りました。

これは警務隊に捜査依頼を出す必要があるかも?
そう思いましたが、男女間のトラブルでは解決策を示すことよりもまずお話をよく聞いて、心に寄り添うことを当時は教わっていたのです。
簡単に言うとカウンセリングですね。

こういった相談では法律を駆使することも大切なのですが、お互い、自衛官です。法律には詳しいはずです。それでも相談を行うのには恋愛をこのまま、続けて良いの?
それとも、交際を解消するのか?
あるいはしばらくは様子を見ることをお勧めするのかになります。

私は迷いましたが、一通り話を聞いて切り出しました。

「一緒に神社参拝などをされてみてはいかがですか?
基地の行事でも行う神事に解決のヒントがあるのかもしれないですね。

神社に行って恋愛成就をお願いする。そうすると八百万の神々もお願い事を聞いてくれるのかもしれないですよ。

そしてそれが難しいのであれば、ご自身の口から交際を解消することを伝えましょう。

新しい恋も良いですよ。」

このように答えた記憶があります。

女性隊員はすぐには返事をくれなかったのです。
それは年齢がもう30代で新しい恋をすることが難しいと思っていたのかもしれないです。
また基地の行事を勤務時間外に行うことにも抵抗があったのかもしれないですね。

少し、沈黙がありました。

しかし最後はこの相談の結論を言ってくれました。

「彼と神社へ行きます。

そして恋愛成就を祈願します。」

このお返事に私も安心しました。

交際が順調に進むと良いですね。

こういって相談を終えたのです。

その後、基地対策室にお礼のお手紙が届きました。

「彼と結婚することになりました。
今、結婚式の手続きを行っています。この度はありがとうございました。」

このような内容でしたね。

私も初めての相談が順調に行き、とても嬉しかったことを覚えています。
そして思ったのです。

恋の相談に法律や警務隊は必要ないのかもしれない。

と。

こうして私の相談の評判が広がり、変わった相談員として原隊でちょっとした有名人になりました。

この時は司令に当たる将官の専属の運転手も行っていました。
当直で基地内を警備する車の運転手も行っていました。

そこで多くの相談を行った経験を思い出しますね。
正直懐かしい思い出ですが、今思えば若い時の勢いもあったのかな?

そんなことを思うこともあります。

多くの恋愛、離婚、婚活相談、片想い、浮気、不倫、などちょっとココナラではご紹介できないような内容もありました。

しかし、最後は至誠ですね。

まっすぐな気持ちはきっとお相手の異性に届くのですよ。
純粋な気持ちを持っていれば恋は成就します。

経験からも言えることですね。

もし、同じような恋愛で苦しんでいるのであれば私がお力になります。
無料相談も行っております。
お気軽にDMでお問い合わせください。

最後に本当の男子とは?
どういう人を言うのか?

私なりのご紹介です。

今回は真田幸村です。
戦国の時代に合って徳川家康を最後まで苦しめた男として歴史に残っています。

真田幸村の戦いぶりは一言で言えます。

日本一の(ひのもといちの)兵。(つわもの)

です。

ここに簡単に真田幸村のことが分かる動画をご紹介します。

私も大好きな歴史の話題です。

本当の男子を知ってどんな恋をしたいのか?

一度、ゆっくりと考えてみましょうね。(*^^)v



最後までご覧いただいて、いつもありがとうございます。

元航空自衛官の熊埜御堂(空曹)










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