こんにちは。元航空自衛官の熊埜御堂孝(空曹)です。
すっかり寒さが厳しくなってきましたね。
もうすぐ10月も終わり、11月になります。
11月は霜月で寒さが厳しくなりますよ。
早めのスタッドレスのタイヤ交換が必要になります。
温暖化の影響でそんなもの必要ないよ!!
何て声も聞こえてきそうですが、自衛隊の世界では万が一を考えて常に行動しています。
何もなくても安全が第一です。
そのために早めの交換を私も行う予定ですから。
読者さまもタイヤ交換は雪が降る前に行ってください。
お店によっては早期交換の割引などがあります。
詳しくは各店舗でお問い合わせください。(*^^)v
それでは今日の本題です。
戦闘機。
これだけ聞くと思いっきり自衛隊らしいですね。
自衛隊員でも全員が、戦闘機に直接かかわるお仕事に就くのかと言うとそんなことはありません。
私も後方支援部隊での勤務が主な任務でしたので、補給部隊で書類仕事、現場での運転手などの作業が多く、直接、戦闘機に関わる仕事は臨時勤務の時くらいですね。臨時勤務と言うのは簡単にご説明すると出向や一時的な勤務のことです。
しかし、輸送機が配備されている部隊でしたので、滑走路ではいつも輸送機が離着陸していました。
お休みの日は離着陸を滑走路から眺めて記念写真などを取っていました。
同期でも飛行機好きは多くて映画の話など盛りだくさん。
先日のブログのようなアニメの話や映画の話題など勤務時間が終わるとごく一般的な生活が待っています。
そんな中で戦闘機に関わる任務は責任も大きく、やりがいもあります。
女性隊員でもできる任務もあり、戦闘機部隊のことは自衛隊では戦闘航空団と呼びますが、戦闘航空団での勤務は自衛隊の花形です。
常に戦闘機、F-15Jイーグルが飛行しています。海上攻撃機、F-2が飛行している部隊もあります。
離着陸も輸送機とは比較にならないくらいの迫力です。
24時間、365日、常に日本の領空を守るためにスクランブル発進も行っています。
動画は戦闘機の音が大きいのでご注意ください。
スクランブル発進とは自衛隊では国籍不明機などの航空機が日本の領空に近づくときに接近して領空からの退去を行うことです。
戦闘機のパイロットの負担も多く、スクランブル発進は一日に3回しか任務につけない決まりまであるのです。
一度、スクランブル発進を終えたパイロットを見たことがありますが、汗まみれで、屈強な男たちが休んでいる姿はまるで
「戦闘を終えた軍人のようだ。」
と個人的は思っていました。
しかし、自衛隊はあくまでも公務員です。
正確には特別職国家公務員と言います。
お給料も「国家公務員の給与等に関する法律」というものがあり、他の国家公務員と基本的には同じくらいのお給料なのです。
戦闘機パイロットも含めた航空機への搭乗要員は飛行手当もあるのでお給料の2倍は貰っている。なんて人もいます。
しかし、その任務は危険といつも隣り合わせです。
ご家族の方が何時も神棚や月参りで隊員の無事と飛行の安全を祈っている姿を見ると本当に頭の下がる思いですね。
「安全第一」
先ほどのスタッドレスタイヤのお話ではありませんが、簡単なようで大変なことでもあります。
読者さまも安全が大切なことです。
心配してくれるご家族やご自身の仲間のためにもできる範囲で安全に運転を行い、無事故、無違反、そして安全祈願を神棚や神社で祈りましょうね。
新しい年がもうすぐきます。そうすると初詣などで神社に行くことも多いとは思います。
でも常に神社に行く習慣があれば、日本の八百万の神々もきっとお願い事を聞いてくれますよ。
ちなみに私は祈る時には願意を決めて祈っています。
願意とは願い事のことですが、いろいろとありますよ。
安全祈願、恋愛成就、心身健全、家内安全、商売繁盛、など
一度は聞いたことあるよ。そう言う方もおられると思います。
ここまで書くとそんなことが戦闘機と何の関係があるの?
そういうご指摘を受けそうですね。
しかし、自衛隊では願意を祈る習慣は部隊によって違いはあれど神棚を祭り、新年には安全祈願を神主さんを招いて行うことが多いのです。
海上自衛隊でも最新鋭のイージス艦に神棚があり、船玉が祭られていることも有名です。
戦闘機の世界でも同じですよ。
祈る習慣。
私もいつも神棚に安全祈願を行っています。
日本の空を守ってくれている自衛隊の皆様にお礼の言葉をお伝えしたいですね。
そして読者の皆様にも平和が続いているのは当たり前のことではない。
常に国防のために、日本の平和をお仕事にしている人たちがいる。
そういうことを心のどこかにとどめておいてくださればこの上ない喜びです。
今日のお話はここまでです。
楽しんでいただけましたか?
明日も記事を書きます。
お楽しみに!!
最後までご覧いただいて、いつもありがとうございます。(*^^)v
元航空自衛官の熊埜御堂孝(空曹)