英語が苦手な理由:副詞って、どういう言葉?
英語を勉強していると、必ず出てくる「副詞」という言葉。でも、「副詞って何?」と聞かれたとき、正確に答えられるでしょうか?
英語が苦手な原因のひとつは、この「副詞とは何か」という基本的なことを、なんとなく理解したまま進んでしまっていることにあります。今回は、英語の副詞について、できるだけやさしく解説していきます。
副詞とは「動詞や形容詞を説明する言葉」
まず、副詞とは、名詞以外、つまり動詞・形容詞・他の副詞・文全体を修飾(説明)する言葉のことです。
ちょっとわかりにくく聞こえるかもしれませんが、簡単に言えば、「どのように?」「どこで?」「いつ?」「どれくらい?」などの情報を付け足すのが副詞の役割です。
たとえば以下のような単語が副詞です:
slowly(ゆっくり)
very(とても)
here(ここで)
now(今)
always(いつも)
well(上手に)
副詞の使い方を具体的に見てみよう
1. 動詞を説明する副詞
副詞が一番よく使われるのが、動詞を説明するパターンです。
例:
He runs quickly.(彼は速く走る)
She speaks well.(彼女は上手に話す)
このように、「どうやって?」という動作の仕方を説明しています。
2. 形容詞を強める副詞
副詞は、形容詞を強めるときにも使われます。
例:
This book is very interesting.(この本はとても面白い)
She is extremely kind.(彼女はものすごく優しい)
“very” や “extremely” のような副詞が、「どれくらい?」という度合いを表します。
3. 他の副詞を修飾する副詞
副詞は、副詞同士でも修飾し合います。
例:
He runs very quickly.(彼はとても速く走る)
ここでは、“very” が “quickly” を強めています。
4. 文全体を修飾する副詞
副詞は、文全体に対してのコメントを加えるときにも使われます。
例:
Fortunately, it didn’t rain.(幸運にも、雨は降らなかった)
Honestly, I don’t like it.(正直に言うと、それは好きじゃない)
「副詞」は目立たないけれど重要な存在
名詞や動詞と比べると、副詞は地味に感じるかもしれません。でも、副詞があることで、文の意味がより詳しく、自然になります。
たとえば:
She sings.(彼女は歌う)
She sings beautifully.(彼女は美しく歌う)
たった一語加えるだけで、聞き手に伝わる印象が大きく変わりますよね。
英語が苦手な人こそ、副詞を意識してみよう
英語が苦手な人の多くは、「文の骨組み」ばかりに目が行ってしまい、こうした副詞のような補足情報を軽く見がちです。でも実は、副詞が文のニュアンスを決める鍵になることも多いんです。
「副詞は“どうやって”“どこで”“いつ”“どのくらい”を説明する言葉」――まずはこの基本だけでも覚えておくと、英文の読み書きがグッとしやすくなります。