あなたの仕事を時給に換算してください。

記事
デザイン・イラスト
あなたの仕事は、何でしょうか?
お仕事を時給に換算すると、おいくらでしょうか?

つまるところ、ホームページの制作費の原価は、エンジニアの生活費です。
コンビニのバイトの時給は、1000円前後(東京圏)
弁護士の相談料は、1時間10000円前後(東京圏)
ホームページの制作者、いわゆるビルダーさんというのは、専門的な知識が必要ですから、一定の時給を受け取る価値があるはずです。

では、仮に時給を2,000円として、以下、話しをすすめます。
ビルダーさんが、1時間に何ができるかと言うと、例えば、htmlコーディング
や、cssスタイルシートの装飾や、phpのスクリプト作成、cgiスクリプトの作成、画像のカット&ペースト、その他諸々。

依頼主さんが、「なんでもいいから適当に、電話オペレーターの画像を設置してくれ。」と発注したとします。
全てのビルダーさんは、Googleで、「電話オペレーター」と入力して画像を探します。同じことを依頼主さんも、やってみましょう。そして、一番いい画像を見つけるのに、何分かかりましたか?30分で見つかったとして、ビルダーに発注すれば、すでに、1,000円必要です。
また、ビルダーさんが、探してきた画像と、依頼主がイイと思う画像が全く違っていたら、それはビルダーさんのせいではなく、依頼主さんが「なんでもいいから適当に」と、希望を正確に伝えていなかったことになりませんか。なぜなら十人十色だからです。
それは、同時に、依頼主でもなく、ビルダーでもなく、ホームページを見るお客様にとっても、十人十色ですから、電話オペレーターさんの画像を印象よく受け取ってくれるとは限らないのです。ただ、お客様からどのように見られているかを日ごろから経験しているのは、ビルダーの方です。

依頼主が気に入らないので、NGを出せば、他の画像を探すことになります。
複数枚の候補を提案したとして、5時間ほどは、あっという間に過ぎてしまいます。

さらに、有料の画像であれば、その購入実費が加算されます。画像のサイズにもよりますが、一般に1440px程度で、3,000円ほどでしょうか。画像を購入するための時間を30分として、これも作業料のうちに入ります。

電話オペレーターの画像をそのまま使うとしたら、作業料は、ここまでで、軽く5,000円ほどは、かかっていることになりますので、ビルダーさんに、何でもいいから適当に依頼すると5,000円かかるものと考えてください。

画像に会社のメッセージを載せるとしたら、さらに時給が必要になることは、言うまでもありません。

まとめると、「なんでもいいから適当に」発注するだけで、5,000円かかります。ビルダーも生活者です。中には、プログラムを書くことができない趣味でホームページを作っているアマチュアも紛れ込んでいますので、真贋を見る目を持つ必要があります。



サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す