いつのことだか思い出してごらん

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コラム
 あれはもう気が遠くなるほど昔、でもないんですが、占いの仕事をするなんて思いもしていなかった時期の話ではあります。

 別の仕事を始めだした頃、のっけからすごく忙しくなって(それ自体は有難かった)家事をすることが非常に厳しくなったんですね。
 会社などに置いていけるタイプの業種ではなかったので、家に帰ってから次の日の仕事の準備を完璧にしていって、いざ現場に行ったら仕事をできる限り完璧にやって帰る、みたいな感じだったんです。

 なので、家にいる時間がほぼ仕事にあてられてしまうので(時間が余っても疲労で寝てしまう)洗濯とか絶対に必須なものは何とかやっていたんですが、あの時期に一番疎かになったのは自炊でした。
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必然的に冷凍食品などに移行していく流れにはなったんですが、夜中にパスタ(キャベツとベーコンのペペロンチーノ。はっきり覚えてます)を電子レンジで温めながら、キッチンでほとんど寝ていたんですね。

 ピーピーという電子レンジの音で起きて、あくびをしながらの感じでパスタ皿をレンジから取り出したら、あまりにも適当に取りすぎて、思いっきり床に落としてしまったんですよね。

思わず「ええ……!?」と声をあげました。

 一部が割れたお皿、生気を失ってだらりとしているパスタ、ギットギトになったフローリング。
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 それらをぼーっと眺めて、少なくとも2分は経過していたと思います。
 その間、頭の中で「だめだ……キャパが足りない……」みたいなことを考えていたような気がするんですが、気付いたら床にどさっと座って、子どものようにギャン泣きしてました。

 それまで友人にも誰にも「仕事が忙しくて生活がきつい」みたいなことを話したことがなかったんですよね。
ワンドの10(抱え込みすぎて余裕が全くない)だったのに、誰にも言わずにハーミットの逆位置(孤独・閉鎖的)って感じだったんですよ。(結構うまいこと言ってるんだけど……カードリーダーの方、笑って……)
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誰にも言わずに抱え込んで来てしまったのが良くなったんでしょうね。ストレスがMAXに溜まっていたのだと思います。
 しばらく泣いた後、しょうがないのでパスタを片付けて、もう冷蔵庫には何もなかったので、その日は何も食べずに不貞寝したような気がします。

  ただ、私は仕事がすごく好きなので、ストレスが溜まっているなんて感覚はあまりなくて、むしろやる気に満ちてるつもりだったんですよね。
 薄々、ちょっと忙しすぎて、まだ慣れないのに若干ヤバいかもなぁとは思っていたんですけど。

 まさかあんなに形で、自分の中に眠っていたストレスが顕在化して雪崩のように涙として溢れ出すとは思ってもみなかったので、かなりびっくりしました。

 皆さんも、いくら好きなことでも「キャパオーバー」だけにはくれぐれもお気をつけ下さい。
突如泣きますよ、人間って!!

次回「いじめてきた女を逆に号泣させた話」(嘘です。事実ですが書きません)

 お仕事は適度に頑張って、無理をしなきゃいけないタイミングが来たら、自分のキャパをよく考えながら適度に休憩を取れるようにしたほうがいいですね。
 休憩できないこともありますけどね。
 でも、自分の心と身体を守るのは、本当に大切です。
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 お仕事や人間関係で悩んだら、とにかく相談して下さいね。

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