ワンちゃんを多頭飼育されていると、ワンちゃん同士でケンカが始まってしまうことは多いかと思います。
プロレスのような取っ組み合いを見てしまうと心配ですよね。。。
では、ワンちゃん同士のケンカは止めるべきでしょうか?
どちらかというとケンカを止める必要のないケースの方が多いため、まずは仲裁する必要のないケンカからご紹介していきましょう!
ケンカを止める必要がない理由①
実は、ワンちゃんのケンカは遊びの延長であることがほとんどです。
プロレスのような取っ組み合いに見えても、ワンちゃんにとっては遊びかも知れません。
噛み付いているように見えても、甘噛みかも知れません。
とくに若いワンちゃん達に多いですが、お互いにじゃれて遊んでいると次第に興奮してしまいケンカのように激しく発展してしまうことがあります。
ケンカを止める必要がない理由②
また、遊びの範囲を超えたケンカに見えても飼い主のみなさんがすぐに仲裁に入る必要はありません。
ケンカが若いワンちゃんの社会化にとっても重要だからです。
攻撃を受けている側が許容できる範囲を超えると反撃をします。
あるいは突然一喝して攻撃していたワンちゃんを制します。
ここで若いワンちゃんは、反撃や一喝を受けることで「やり過ぎのライン」を知ることができます。
しかし、飼い主さんがケンカを見るや否や仲裁に入ってしまうと怒られる機会を失い、どこからがやり過ぎてしまっているのか分からなくなってしまいます。
ケンカを止めるべきケース
一方で、ケンカを止めるべきケースも存在します。
お互いにケガをしてしまうほどケンカがエスカレートしてしまった場合です。
通常は、遊びの延長であればどちらかがケガをするようなことはありませんが、興奮してくるとケガに繋がることもあります。
しかし、ケンカを止めるときにも注意が必要です。
興奮しているワンちゃん達は仲裁に入った飼い主さんであっても噛み付いたり引っ掻いたりしてケガをさせてしまうことがあります。
そのため、タイミングを見極めてどちらかのワンちゃんをもう一方から引き離すようにしましょう。
首にリードをかけて距離を取ることもいいかも知れません。
このようになにかワンちゃん・猫ちゃんとの生活でお困りのことがありましたらお気軽にご相談下さい。
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