これまでのシステム成績(2022年5月13日)

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今週は先々週末と比較して、日経平均株価は1.46ポイント、システムに採用した全38銘柄の株価平均は1.05ポイントの続落となりました。
また、システム採用銘柄株価のプラス割合は5.26ポイント増加し、36.84%(14銘柄)となっています。

一方、システム成績は2.75ポイントの大幅反発となり、平均資産増減率はマイナス0.04%まで急回復しました。
順張り系は1.83ポイント、逆張り系は5.16ポイント、オシレータ系は2.47ポイント、その他系は1.65ポイントの増加となっています。

チャートを見ると、順張り系は下げ止まり、逆張り系は急伸、オシレータ系は上昇基調、その他系は上昇継続となっています。
また、日経平均株価とシステム採用銘柄株価は下落基調となっています。

5月13日時点で買い保有状態のシステムは23システム、全体の60.53%まで増加しました。
今週は日経平均株価が2か月ぶりの安値をつけるなど、市場は大荒れの様相となりましたが、逆にシステムは順調に推移し、プラ転まであとわずかに迫っています。

個別システムでは、増減率がプラスでかつインデックスに勝っているのは、17システムに増加しました。また、インデックスとは関係なく、増減率がプラスのものは、57.89%の22システムに急増しました。

資産増減率で見ると、味の素が47.46%で首位独走、丸紅が24.33%で2位となり、トヨタ自動車が22.29%で3位に上がってきました。
一方、株価上昇率は国際石油開発帝石が46.31%で首位、日本電信電話が20.06%で2位に上がり、丸紅は18.27%で3位に後退しました。

日経平均株価は12日時点で1099.18円の大幅下落となりましたが、翌13日に大きく値を戻して結局420.25円安で引けました。
次図に5月13日時点の最適トレンドラインを示します。

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下降トレンド12は、勢力を3ポイント上げて下降トレンド9まで発展しました。また、先々週発生した直近下降トレンド20は、消滅することなく勢力を維持し、下降トレンド19となっています。
5月中に24千円前後まで下落するというシナリオも、やや現実味を帯びてきました。

さて、かつてアインシュタインは「複利は人類による最大の発明」と述べたとされています。
定期預金のように必ずプラスの利率となる運用では、複利効果によって資産は指数関数的に「一方的に」増加します。

ただし、昨今の低金利時代においては、この複利効果もほとんど意味を成しません。例えば年利0.1%の複利の場合、100万円を50年間預けても利息はわずか5万円ほどにしかなりません。

これが年利1%になると、100万円が50年後に164万円ほどになります。5%では実に1,146万円です。
バブルの時代には、年利10%なんていうものもありました。それが50年間続いていたら、100万円が実に1億1,739万円になっていたわけです。

私が若い頃は、正にこのような時代でした。とりあえず1億円を貯めれば、あとは利息だけで悠々自適の生活ができると思っていたわけです。
しかし、ほどなくしてバブルは崩壊し、預金金利は年々低下の一途を辿り、利息生活は夢のまた夢となりました。

その夢を預金金利以外に求めたものがいわゆるFIREであり、それを実現する手段として株式投資や投資信託、不動産投資などを用いることになります。
ただし、そこには預金金利とは異なる決定的な違いが存在します。それは、必ずしも資産が「一方的に」増えるわけではない、ということです。

そのため、複利効果が逆に作用することもあります。それは資産形成の安定度を損ない、場合によってはせっかく築きつつあるFIREを水泡に帰すこともあり得るのです。
複利効果を過信しすぎると、大きな落とし穴にはまってしまうことになります。更にレバレッジを利かせた場合などは、より深刻な事態に陥るかもしれません。


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