【試験直前のご相談について、私が感じていること】

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学び
 これまで多くの受講者の方とセッションをさせていただく中で、ひとつ感じていることがあります。

 養成講座を終える頃になると、「このやり方で本当に合っているのだろうか」「何が正解なのか分からない」と不安になり、いろいろな講師のセッションを受けてみる方がとても多くなります。

それ自体は決して悪いことではありませんし、さまざまな視点に触れることは学びを深めるきっかけにもなると思っています。

ただ、キャリアコンサルティングの関わり方も、茶道や華道のように、講師によって大切にしている考え方や進め方が少しずつ異なります。
どれが正しい・間違いというものではなく、それぞれに大切にしている視点があります。

そのため、短い期間の中でさまざまなやり方を取り入れていくと、最初に取り組んでいた課題や大切にしていた視点が少しずつ上書きされてしまい、結果として「自分はどう面談をすればいいのか」が分からなくなってしまうことがあります。

実際に、試験直前になってから
「いろいろなセッションを受けてきたのですが、何が正しいのか分からなくなってしまいました」
というご相談をいただくこともあります。
そのような状況から短時間で整理していくことは、正直なところ簡単ではありません。

私自身も、「もう少し早い段階からご一緒できていたら、もっと整理しながら積み上げていけたかもしれない」と感じることがあります。
結果的に、期待値に沿えず、双方が苦しい立場となってしまいます。

いろいろな講師のセッションを体験することは決して悪いことではありませんが、最終的には「ここで学びたい」と思える場所を見つけて、ある程度継続して取り組んでいくことが、ご自身の軸を作るうえでも大切だと感じています。

キャリアコンサルティングは、決まった型を覚えるだけのものではなく、相談者と向き合う姿勢や関わり方を少しずつ育てていくものでもあります。
だからこそ、焦らず一つひとつ積み重ねていくことが、結果として一番の近道になることも多いと感じています。

これから受験を目指される方が、ご自身に合った学び方や環境を見つけながら、安心して力を伸ばしていかれることを願っています。
そして、一期一会を大切にしていきたいと思います。

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