「向いている仕事がわからない」から抜け出すキャリア支援を行う、国家資格キャリアコンサルタントの井上です。2時間の構造化インタビューで“腹落ちする適職”を言語化します。
「育休中に転職の準備ってしておいたほうがいい?」
「時間が限られている中で、何から始めればいいのか分からない…」
そんな悩みを持つ方のために、今回は「育休中にやっておくと後悔しない3つの準備」について解説します。
これは実際に私のもとに届いたご相談と、それに対してお伝えしたアドバイスをベースにしています。
特に、育児と両立しながらも「納得できる転職」を目指したいと考えている方にとって、少しでも道筋が見える内容になれば嬉しいです。
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1. 転職時期を明確にする
育休中の転職で最も大事なのは、「いつ転職活動を始めるか」を決めることです。
転職には年齢の影響もあります。
たとえば:
• 20代後半〜30代前半:未経験職や第二新卒枠が多く、チャレンジがしやすい
• 30代中盤:即戦力やマネジメント経験が求められやすくなる
• 30代後半以降:ポテンシャルより「過去の実績・管理経験」が重視されやすい
そのため、育休が明けてから何年後に転職したいのか、それとも育休中に一部活動を始めるのか、タイミングを逆算しておくことが重要です。
特に「いつまでに何をしておきたいか」を考えることは、後で「もっと早く準備しておけばよかった」と後悔しないための第一歩です。
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2. ワーク・ライフの優先順位を可視化する
育児と仕事の両立には、体力的・時間的にも限界があります。
このタイミングでおすすめなのは、「自分の中で大切にしたいこと」を洗い出し、優先順位を明確にすることです。
例:
• 子どもとの時間を第一にしたい
• 夜は家族と過ごしたい
• やりがいを重視したい
• 収入を優先したい
このように複数の希望が頭の中で混在している場合、転職の判断も曖昧になります。
そこで効果的なのが、「手書きでもいいので、項目をリスト化して優先度をつける」こと。
優先順位をはっきりさせることで、
• そもそも今、転職するのがベストなのか
• 家族やパートナーにどのような協力をしてほしいと相談する必要があるか
といった、次の行動へのヒントが得られます。
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3. 求人票の「応募要件」を確認しておく
次におすすめなのが、興味のある求人票を見て、応募要件をチェックしてみることです。
よくある記載:
• 必須要件:このスキル・経験がなければ難しいというライン
• 歓迎要件:あれば評価が高まるが、な必須ではないというライン
ここでのポイントは、「合っているかどうか」だけでなく、以下のような視点を持つことです。
• 自分の経験とマッチしているところはどこか
• 足りないスキルは何か
• ギャップがあるなら、今から埋められそうか
こうした視点で見ると、必要なスキルや知識が見えてくるだけでなく、「今やるべき準備」に自然と気づくことができます。
たとえば:
• 「この仕事、少しでも近づきたい」と思ったら → スキル学習をスタート
• 「今の自分でもいけそう」と思えたら → 応募の時期を検討開始
この段階では、応募しなくてもOK。あくまで“気になる職種に就くためのネクストアクションを把握する”ことが目的です。
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まとめ:自己分析×情報収集で転職の地図を描こう
育休中に転職準備を考えているなら、次の3つを意識してみてください。
1. 転職する「時期」を決める
年齢とスキルのバランスを考え、逆算して今やるべきことを明確に。
2. ワーク・ライフの「優先順位」を整理する
家族との時間、仕事のやりがい、収入…すべてをいったん見える化して取捨選択。
3. 興味ある求人票を「分析」してみる
応募要件とのギャップや可能性を発見し、自分に合う仕事のヒントに。
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「時間が限られていて何もできない」と思うかもしれませんが、数分でできることもたくさんあります。
ひとつずつ進めていけば、「今の自分にとって納得できるキャリア」が、少しずつ見えてくるはずです。
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