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初めまして、大分県で小規模事業者向けのビジネスサポートに取り組んでいる、とよのくにwebserviceの橋本と申します。
私については、詳しくはプロフィールをご覧いただけたらと思います。
今回、スピードとコンテンツ作成にこだわったホームページ作成サービスを出品しました。
この記事では、このサービスが必要だと思った経緯についてお話いたします。
結論から言うと、「時間がかかるほどお客様の熱量が下がっていく」からです。
以前お話を頂いたお客様の話です。
広報担当の方(小規模企業ですので実質の責任者)からお話を頂き、ヒアリングにお伺いしたときには、ほかの社員の方を含めて「どういったホームページにしようか」と非常に盛り上がっていました。
それからファーストビュー(ホームページで最初に目に入る画面)を簡単に実装して意見を伺い、いよいよ中身の作成だ、となったフェーズで「文章を考えるのでちょっと待っててください、また連絡します」との連絡がありました。
当時の私は、「自分たちで持つホームページなら、自分たちで考えた文章の方がやる気が出るだろう」と考え、あえて連絡をせずに、待っていました。
その後1か月ほどして連絡があり、「今忙しいから、ちょっと待っててほしい」とのことで、さらに待ちました。
結局どうなったのかと言うと、それから3か月ほどして「やっぱりキャンセルしたい」というお申し出がありました。
当時は「この時点でキャンセルなんて…契約書で時間制限をつけておけばよかった」などと思っていましたが、今にして思えば、契約書で縛っても意味はありません。
キャンセルの原因はお客様の熱量を下げてしまったことなのですから。
考えてみれば当然ですが、小規模企業の会社の社員で「ホームページの企画だけに集中する」暇があるはずがないのです。
一日の業務を通常通り進めていって、午後3時ぐらいになってようやくスキマ時間ができて、取り組もうと思ったら他の社員から声をかけられて…。
そこまで思い至れば「お忙しいと思うので、文章などはこちらで準備します。確認だけしてください。」ということができていたら結果は変わっていたかもしれません。
私は失注し、お客様は失敗した経験だけ残る。いいことなしです。
今回ホームページの作成サービスをリリースするに当たって、どの方向性で行こうか考えたときに、この時の記憶が蘇ってきました。
じっくり考える時間があって、ビジュアル面などにも細かくこだわりたいお客様は、そういった方向性のサービスを展開している制作者の方の方が向いていると思います。
私は、自分で掲げている「小規模事業者のためのマルチバートナー」という考えに沿うため、「新たなビジネスを始めたい、すぐにでも動きたいからまずホームページを速やかに手に入れたい」というお客様に対してのサービスが提供できたらと考えています。
着火した気持ちをビジネスに繋げられるよう、全力で頑張ります。
この記事を見て共感いただける方は、ぜひサービスの方もご覧ください。