HSPと精神科の関係

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HSPは病気だとか障害だとかの誤解については前回述べましたが、もう少し触れておきます。






聞いた話では、「精神科でHSPのことを相談したら”甘えだ”と言われた」「心療内科でHSPに聞く薬の相談をしたら馬鹿にされた」等あるらしい。

※馬鹿にされたというのは、「馬鹿にされたような気持ちになった」と読みとれます







本来、精神障害や精神系疾患をメインに扱う専門医としては、気質であるHSPの扱い方についてはいささか軽く思われてるかもしれません。誤解してはならないが、障害や病気ではないHSPに対しての医師の見解は決して間違いではありません







ただ、一つ言えることは、「病気や障害」による不安定性を和らげることと「気質」によって生きづらさを感じてる人の不安定性を和らげることは「同等」であるということ







HSPは医学用語には分類されません。型にはまりすぎた精神科医にしてみれば「性格」の一部と捉えられても不思議ではないかもしれませんね。




私が思うのは、HSP自体をクリニックでどうこうできるものではないのはその通りです。

ただし、その気質により現われる諸症状(ここではあえて”症状”と言う言葉を使います)、例えば不眠であったり極度のイライラであったり突発的な「罪悪感」であったり。心が不安定すぎて涙が止まらないと言う症状も聞いたことがあります。

これらの心の不具合を「服薬」によって抑えることは、とても大事なことだと思います。







そのため、もし医療機関にかかるようなことがあれば、「HSPなのです」と訴えるよりも、「不眠の症状で悩んでいます」「涙が止まりません」等、影響が出ている事柄を具体的に伝えるのが良いです。







「甘えだ」と断罪するのは確かに乱暴な理屈ですが、多くの専門医は彼ら特有のフィールド内で専門的な判断や処置をします。それは我々だって同じです。

いかにその「生きづらさ」を和らげるか。そのためには「HSP」という名称なんかどうでもよいのです。



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我々HSP当事者も、より深くこの気質を理解し、上手に付き合っていく必要があるとしみじみ感じるところですね。




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