昨日のニュース、みなさんはどう感じられますか?
観光地で民泊施設を利用する外国人観光客が、道で大声を出し、路上喫煙をし、道路に吸い殻――。
それを見て、地域住民の方が眉をひそめていました。
このような光景を見るたびに、私は胸が締めつけられる思いになります。
でも、こうした“迷惑行為”の責任は、本当に宿泊者だけにあるのでしょうか?
その“迷惑行為”、本当に宿泊者のせい?
実は、すべて防げること
私はこれまで10年以上、宿泊施設の運営に関わり、国内外のゲストを数多く迎えてきました。
その経験から断言できます。
地域に迷惑をかける行為のほとんどは、宿泊者のマナーではなく、施設側の事前準備不足です。
具体的には、以下のような事前対応ができていれば、多くのトラブルは防げます。
✅ チェックイン時間に制限を設ける
✅ 詳細な道案内(動画があればベスト)を送る
✅ 騒音につながる行為(夜間の宴会・洗濯機使用・スーツケースの移動など)を禁止
✅ ゴミ出しをさせない(施設内で回収)
✅ 路上喫煙をさせないための屋内喫煙スペース設置、もしくは完全禁煙案内
これらはすべて、施設側ができる努力です。
民泊反対、と言われないために
「民泊反対」の声があがる地域では、施設運営において地域への配慮が欠けているケースが目立ちます。
でも実際には、きちんとルールを伝え、ゲストに守ってもらう仕組みを作れば、迷惑行為はほぼ起こりません。
宿泊業は地域の協力があってこそ、成り立つビジネスです。
地域に負担をかけない運営をすることが、長く続けるいちばんの近道なのです。
最後に
宿泊施設の使命は、ただゲストを受け入れて収益を上げることではなく、
地域に溶け込み、共に成長していくことだと私は考えています。
迷惑行為を「宿泊者のマナー」と一言で片づけず、
私たち提供側の“姿勢”を、いま一度見直していきませんか?