感情抜きで「メリット・デメリット」について解説してみます。

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ビジネス・マーケティング
こんにちは三浦です。
先日の記事ではWordPressのECサイトを推している理由を「好きだから」という圧倒的な感情論で書いてみました。

今回は感情論抜きで「なぜWordPressによるECサイトを推しているのか」について解説してみます。正確にはWordPress+WooCommerce+Flatsome(フラットサム)というテーマを利用したECサイトのことになります。

更に言うならばFlatsome(フラットサム)というテーマそのものが好きなのですが、そのFlatsomeをダントツNo.1と推す理由、メリットとデメリットについて書いてみます。

Flatsomeに出会う前はWordPressはどうしても今ひとつ好きではなかったです。自分でコーディングしたほうが早いと考えていたからです。

なお、感情論抜きとはいっても結局「手数料が安いから良い」「○○だから良い」という感情ベースでしかないのですがそこは適当に流してください。

1.手数料が最安(最高!)

❏メリット
 これはもうWordPressによるECサイト(以下WPEC)の独壇場。もちろん無料のBASEなどもありますが最終的には費用がかかります。また販売の際の手数料もかかります。それでもBASEは安いです。ダントツではないでしょうか。

個人的にはカラーミー好きですし月額手数料も安いと思います。ただできるだけ安くしたかったのでそこはWPEC選んでよかったです。

2.細かいデザインにCSSとかHTMLとか面倒だった

❏メリット
 CSSとか書きたくなかです。思いっきり感情論ですが。
HTMLも面倒でした。コードを書くのは好きですが細かい修正やレイアウト調整になるとhtml や css いじらないとならないのが許せなかったです。
お店の運営者としては「なぜ?」となっていました。

手軽だからシステム使用料払っているのになんで?
と。

WordPressは本来コードを追加していくのが必然です。ですがFlatsomeというEC専用テーマだけは違いました。行間までスライダーで調整可能。文字の色も一発選択OK。WordPressのエディターやグーテンベルクすら使いません。

HTMLとCSSゼロで自由自在デザイン。これは快感ですらあります。


3.フォトショップを使いたくなかった。デザインセンスが無い。


❏メリット
 殆どのシステムはバナー画像はお店側で用意します。でも私はからっきしデザインセンスがありません。デザインの本を5冊以上読んでもむりでした。

Flatsomeはバナーも作れます。10種類以上のフォーマット用意されています。写真と文字を入れ替えるだけ。細かい位置の調整もマウスで動かせます。フォトショップはおろか、いくつか購入していたアフィニティやらPixelmatorやら全て使わなくなりました。

グラフィックエディター一切触らずにバナー作れるのは感動ですらあります。

(※ 今からフォトショはデザインプロだけでECの運用でしたらCanvaが超絶おすすめです。)

4.もっと直感的にレイアウトしたかった。

❏メリット
 ドラッグ&ドロップでレイアウト自由自在がしたかったです。
見たままに変更したり直感的に操作したかったです。もし同じくらい自由度のあるシステムなりがあればそちらを使用していました。
FlatsomeがなかったらWordPressは選んでいなかったと断言できます。

Flatsomeを知る前は何ヶ月も悩んだ後、結局またゼロからつくるかぁとなっていました。結局ECサイトの運用はECの販売にだけ頭と時間を使いたいですから。

5.完全にオリジナルなレイアウトが欲しかった。

❏メリット
 ああ、アレ使ってるな。と思われるようなショップにしたくなかったです。
どこかと似ているとかいうのも避けたかったです。
やっぱりかっこいいショップにしたかったです。だからテンプレートは必要でしたが、そのテンプレートが”いかにも”デザインばかりなのでどれもブブーでした。
Flatsomeには沢山のレイアウトが揃っている上に、全てを自由に組み合わせたり動かしたりできました。使用して4年。未だに感動しています。

6.海外への販売も視野に入れたかった

❏メリット
 海外販売したかったです。海外販売はAmazonか、自社ECサイト+Facebookグローバルページ+Facebook広告の組み合わせの2種類しか選択しないです。
eBayはありますがeBayで販売をゼロから今からスタートは微妙です。ShopeeやLazadaなどもありますが商材がかなり限られます。

ゆえにAmazon以外の海外販売の道としてWordPressによるECサイト運用に慣れておきたかったです。

7.SEO型・メディア型のECサイトにしたかった

❏メリット
 ブログといえばもはやWordPressしかありません。もともと高額商品を写真と文章で販売するスタイルでしたのでWordPressはもともと使いたかったというのはあります。
Flatsomeを知る前はWordPressでブログ書いてECサイトは別で用意してと考えていました。今もそれは全然あ理だと思いますが一緒に管理できるのは楽です。内部リンク貼るのも楽ですし、特定の記事だけトップページに表示したり、予約投稿したり。これをブログとECサイトと完全に連携とるには同じシステム内でやる必要があります。

WordPressを選択して結果的に得られたかなり大きなメリットでした。

と、ここまで全て感情ベースで選択してきました。

唯一海外販売だけは理にかなっているかなと思います。


WordPressを利用するECサイトのデメリット!


1.学習時間の問題
WordPressを使えるようになる学習時間を必要とします。
もちろん大手ショッピングモールだって同じです。BASE使うにしても学習時間は必要です。そう考えるとデメリットじゃないかも知れないのですが。

とはいえ世界で41%のシェアを誇るWordPressを学ぶのは無駄にはなりません。デメリットではないかも知れないですが学習時間は必要です。

2.WooCommerceが外国仕様で面倒
WooCommerce(ウーコマース)というのはショッピングカートのことです。このWooさんが英語圏仕様です。
日本仕様にしてくれるプラグインを入れますがベースが外国仕様なので商習慣の違いが、とくに送料周りに出てきます。
とはいえ今も問題なく使用していますのでデメリットという歩ではないのかも知れませんが、国産のECサイトプラットフォームよりは使いづらいです。直感的じゃないです

3.英語のメニューは残ります
英語アレルギーの方には辛いかも知れません。 最近ShopifyのCMをよく見ますがShopifyもカナダの会社ですしアメリカがシェアNo.1ですからShopifyも英語が目に付きます。

なのでShopifyも検討対象になる方には問題ないです。

カラーミーショップなどと比べると比べるまでもなく見やすいですね。あれはいいですね。

4.セキュリティ
これははっきりいって問題ないです。WordPressによるECサイトのデメリットとして度々目にしますので書いてみました。
もちろんパスワードがhogehogeとか簡単なものはアウトです。
他にも2つくらい気をつける点があります。

どちらもプラグインで対処するだけなので簡単ですが、ShopifyでもAmazonでもカラーミーショップでも、パスワードさえ堅牢なものにしておけば、あとは特にセキュリティ対策はしないはずです。

簡単だとしてもセキュリティ対策をしておいたほうが良い。という意味ではWordPressを使用する際の手間になります。デメリットと言えなくもないかなと思って書いてみました。


以上が結局感情ベースになりましたが私が「Flatsomeを好きになった理由」といったほうが良かったかも知れませんが選択した理由になります。

今回もお読みいただき有難うございました。

余談:ECサイト構築の基本価格をできるだけ安くして皆さんに使っていただけるようにしようと考えています。
また、ご自身で構築できるようにまもなく動画も再開します。WordPressにFlatsomeがお役に立てば幸いです。

有難うございました。
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