自社ECサイトとモール型ECサイトの違いと傾向。

記事
ビジネス・マーケティング
こんにちは三浦です。
今回は自社ECサイトとモール型ECの違いとメリット・デメリットについて書いてみました。


❏❏モール型ECサイトはリアル世界のショッピングモール


現代でいうとショッピングモール。(自撮り画像)
001.jpeg

一昔前なら商店街。
あの駅へ行けば、あの通りへ行けば○○のお店がある。
これのインターネット版がショッピングモールになります。

日本ではAmazon、楽天、Yahooショッピングが3大ECモールです。

余談ですが知り合いのお店がこの1年近くYahooショッピングで炭のセットを毎月数百セット販売していて驚いています。また意外と高額商品(10万円前後)も出ますので二度驚いています。


❏❏自社ECサイトは個人店

一方自社ECサイトはパパママショップなど。
002.jpeg

古くから残る個人店から、駅離れに佇むお店まで。
自社ECサイトは広大なインターネットの中に佇むたった一軒のお店です。

ジャパネットたかた、ユニクロにヴィレッジヴァンガードも最初はこの個人店スタートですから個人店も馬鹿に出来ません。(最初からしてないですが。)
「北欧暮らしの道具店」というショップはカラーミーショップからスタートしての自社開発ECサイトですが個人ショップが大きくなった1つの好例だと思います。


❏❏自社ECサイトとモール型ECサイトのメリット・デメリット

002.jpeg

❏モール型ECサイトのメリット

・圧倒的な集客力
・強力なサポート体制。特に楽天。運営の仕方から広告の出し方まで教えてくれます。ただし結構お金かかりますが。


❏モール型ECサイトのデメリット

・集客力に依存してしまう
・モールのルールに振り回される
・手数料 概ね30%〜35% 他にも広告やらポイント分を差し引かれたり色々のケースも。毎月2000万円の売上で粗利ゼロケースも珍しく有りません。
・顧客リストが残らない 顧客情報が不明 モールに慣れての退店はダメージがでかいです。



❏自社ECサイトのメリット

・一番のメリットは販売手数料がかからないこと!
私が最近、大手3社のモール手数料を調べたところどこも30%以上でした。思いの外Amazonの手数料が高い印象でした。

・次がやはり顧客情報をお店側で管理できること。
結果的に接客の密度が濃くなりファンを作りやすいです。圧倒的に。

・次は自由度。
これはもう言うまでもないのですが自由度は大切です。
「ここをもうちょっとこうしたい」が出来る出来ないは大きいです。

・副業EC向き
転売より粗利が大きく、またお店の個性(都合)で運用できる側面がありますので平日は出荷できませんがまかり通るのもあります。後はなんと言っても固定費がほぼゼロなこと。

・転売ヤーからの卒業
転売をしつつのECサイト運用はその粗利の大きさに驚くと思います。

・越境EC
これについては別途詳細を思いますが越境ECで使用できるのはAmazonだけです。消費税の還付狙いで3%以下の粗利でもよければAmazon。

私はその国向けの自社ECサイト(できればWordress)でFacebookグローバルページとの組み合わせが最適だと思います。ただこれに関しては私もグローバルページの作成中ですので未だ結果をお見せすること出来ませんがいずれ!


❏自社ECサイトのデメリット

・立ち上げ時は集客力低い。
SEOで集客するにしても時間がかかります。ただ絶対必要ですが。
Webマーケティングは必須です。
SEOで集客できるようになると一切お金かけず、黙っていても注文が来ます。17年それを体験していますので確かです。

Webマーケティングは恐らくFacebook広告、インスタ広告になると思います。
お金を書けないWebマーケティングはインスタとTwitter。
たしかに学習と経験は必要ですがWebマーケティングの知識はあらゆる分野に対して強力です。どれかたった1つでいいから実行すると良いと思います。

・サポートセンターが無い。
BASEもShopifyも恐らくサポートセンターはあります。ただ楽天のように営業担当が付いて煽ってはくれないですが。WordPressによるECの場合は完全にサポートセンター無いですがFlatsomeを使用すればサポートは不要です。実際必要になったことが有りません。

今後私の方でも細かいノウハウ含めて動画を作っていこうと思います。ささやかなサポセンです。

「EC担当者の実務と知識がしっかりわかる教科書」というECサイト運営者には必読と言える良書も参考にして自分なりに思うことを書いてみました。

お読みいただき有難うございました。

※外部リンク禁止なのでAmazonリンク貼れなくてすみません。興味ある方は検索してみてください。

サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す