Guten Tag!たんたんと申します。
本日は、『Deutsch Perfekt』という、ドイツ語学習者用のサイトの面白い記事を皆さんに紹介します。
『Deutsch Perfekt』は、ドイツで売っている雑誌ですが、一部オンラインで無料で読むこともできるので、ドイツ語の学習にとてもお勧めです。
(私も学生時代は定期購読していました。)
ドイツといえば...?
ドイツの食事といえば皆さんは、何を思い浮かべるでしょうか?
ビールにソーセージというイメージを持たれる方が多いのではないかと思います。
ドイツではその他にも、プレッツェルや甘口ワイン、マスタードなどたくさん有名なものがありますが、
忘れてはならないのは、ドイツパンです。
私の住んでいたドレスデンという都市にも、駅や町中、スーパーの中など、
そこら中にパン屋さんはありました。ドイツ人にとってパンは生活する上で欠かせないものでしょう。
今回の記事では、そんなドイツのパンのお話が載っていましたので、皆さんにご紹介いたします。
世界初のパンは古代エジプト!?
簡単にパン(穀物)の歴史についてお話します。
人類はもともと、食料を求めて土地から土地へ移動を繰り返す、遊牧民でした。
土地を耕し、穀物を栽培することのできない彼らには、パンは縁遠いものです。
約12000年前から、人類は定住するようになります。ここから人類は穀物を栽培し、貯蔵するようになります。たくさん栽培し、計画的に貯蔵できた者は冬の飢えをしのぐことができました。
穀物は人類の文化的な基盤となり、その備蓄をコントロールする者に権力が与えられるようになります。
古代エジプトのファラオ(王)は、このことをうまく利用していました。
そしてその古代エジプトで約6000年前に、人々は、穀物を粉状にして、水を混ぜて焼いていました。
これがパンの原型とされています。
この事実は衝撃的でした。
パンというと欧米をイメージしがちですが、そのルーツは古代エジプトだったのですね。
ピラミッドといい、ミイラといい、古代エジプト人には驚かされます。
◆パンのルーツは古代エジプト◆
ドイツ初のパン屋はいつ?
古代エジプトでパンが発明され、アラビア半島を経由して、ヨーロッパにもパン食文化が普及しました。
今日のドイツにもパンは普及し、約1300年前にドイツで初めてのパン屋さんができたそうです。
ちなみに日本には、種子島で鉄砲とともに普及したようです。(約500年前)
ドイツのパンは日本と比べると倍以上長い歴史を持っているんですね。
そんなに!?多すぎるドイツパンの種類
パン文化が広まった当時のドイツは、当然まだ州ごとの境界や組織といったものはなく、小さな国家の集まりのようなものでした。
それぞれの国家が、独自のパンの歴史と製法を持っていました。
例えばドイツ北部では今日まで、ライ麦を使用したパンが主に作られています。それに対して、ドイツ南部では小麦を使用したパンの製造が主です。
それぞれの国家がパンの歴史と製法を持っていたため、現在ドイツで登録されているパンの種類は、約3200種類もあるそうです!
私がドイツにいるうちにこの事実を知っていたら、
『パンを全種類食べる』という目標が建てられただろう、と悔しく思っています。
本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
今回のブログはいかがだったでしょうか?
私もドイツに住んでいたころは、毎日パンを食べていました。
ドイツのパン屋さんの雰囲気
そっけない店員
最初はなかなか慣れない固いドイツパン
そっけない店員
すぐにカッチカチになるめちゃくちゃ安いパン
そしてそっけない店員、、、
すべて懐かしいなと思いながら記事を読ませていただきました。
この記事を読んで興味をお持ちになられた方は、ぜひ私のページも覗いてみて下さい。
それでは皆さん、Auf Wiedersehen!
▽参考▽
Deutsch Perfekt
"Woher kommen die vielen Brotvarianten?"