おはようございます。
よく「隙を作りましょう」という言葉を耳にします。
隙が無いと踏み込みくい人間に見られてしまうからですね。
恋愛相手として見てもらうためには、まず自分が「手の届く範囲の人間だ」ということを相手に知ってもらう必要があります。
どれだけ素敵な人でも「手が届かないだろうな~」と思われたら、そこから先に進めなくなってしまいますから。
ある程度の隙は作っておかなければなりません(^^)
ただこの隙の作り方って、普段から悩んでいる人にとってはかなり難しい問題なんですよね。
そもそもどうやって作ったらいいのかが分からないと思うんです。
なにせ自分では普通にしているつもりだし、なのだから、なぜ周りの人間から硬そうに見られたり壁があるように見られてしまうのか。
なぜ遠巻きにされてしまったり、上手く関係を深められずに終わるのか。
分からないから悩んでいるんですよね(^-^;
隙がないというのは、言い方を変えれば「完璧に見えてしまう」ということでもあると思います。
人としての面白味とか、要は人間味をあまり感じられないから隙がなく硬そうに見えてしまうのではないでしょうか。
尊敬する人と好きな人。
もしここに違いがあるのだとすれば、それは「この人も自分と同じ人間なんだな」と思わせてくれるものがあるかないかの違いなんじゃないかなと思うんです。
ただ自分と違う部分がある、自分より優れたものを持っている人だったら、それは単なるすごい人です。
けれどそこにプラスアルファで人間味が付け足されることで、ぐっと近い存在になります。
すごい人だけど、自分との距離が近い人。
それだけでも恋愛相手として「可能性のある人物」に見られるようになります。
一番分かりやすい例は「よく道を聞かれる人」です(^^)
なんでか分からないけれど、いつも自分にばかりみんな寄ってきて道を尋ねてくる。
それは「この人なら親切にしてくれそう」という安心感があるからじゃないでしょうか。
安心感は人間らしさがなければ感じられませんし、受け入れてくれそうな気配もなければ感じません。
無機質な人や、不機嫌そうな人、攻撃的な匂いを振りまいているような人だととても道を聞く気にはならないと思うんです。
隙を作るために無理やり抜けてる人を演じる必要はありません(^^)
ただ他の人が同じようにするだろう失敗を自分自身にも許容してあげる、くらいの意識があれば十分変わってくるものなのではないでしょうか。
誰だって凡ミスはするし、忘れ物もしたりする。
緊張して上手くしゃべれなくなる時もあるし、ついイライラして八つ当たりしちゃうこともある。
好きな人を目の前にすると顔が赤くなったり変にオドオドしっちゃったり。
そういうことを他の人もするし、もちろん自分もします。
「まあしょうがないよね」くらいの気構えでいると、自然と肩の力も抜けていきます。
その抜け具合が、ちょうどいい塩梅で人には隙があるように見えたりするものです。
必要以上に肩に力が入っていたり、失敗した自分を必要以上に責めたり。
そういう人はとても隙があるようには見えませんし、もしかしたら自分にもそれを求めてくるんじゃ・・・と思われて遠巻きにされてしまったりします。
自分への対応は、それを見ている人にも自然と伝わってしまうもの。
「人を愛す前にまず自分から」というのもかなり理にかなった言葉ではありますよね(^^)