私は、後期高齢者(75歳上)といわれる年代まであと数年に迫っている、名もなき一介の老人です。
人様から老人といわれると、自分では「いや、私は老人ではない!」と、反発したくなりますが、どう見ても姿は老人の域に入ってきたのでしょう。しかし、私自身は生涯青春の心意気で日々を送っております。
そんな私は、2001年から外国為替証拠金取引(通称FX)をやっております。1998年に外為法が改正され、個人が外国為替市場に直接参加できるようになって3年目の時です。
始めた当時は、FX業者も詐欺まがいの業者や、悪徳業者が数多くあり、さまざまなトラブルに見舞われたこともあります。
相対取引が主流ですから、業者によって取引のルールや仕組みがまちまちなため、個人でそのリスクの判断をしなければならない状況でしたから、大変な時代でした。
また、昔はレバレッジも100倍、200倍、400倍などという時代で、スプレッドも広く不安定で、重要な指標発表等があると、ひどい業者ではドル円で50銭(50pips)から1円(100ips)まで瞬間的に大幅に開き、あっと言う間にロスカットされてしまうことなども日常茶飯事に起きていました。
私も、その頃は何度もそんな目に遭いながら、相当の金額をやられたことも幾度あったことでしょう、そうした悪徳業者は、いつか世の中から姿を消していきましたが、今も、素知らぬ顔で存続している業者も何社かありますが、ここでは社名を明かすことは控えたいと思いますが、派手に宣伝している業者(全てではない)は要注意とだけ申し上げておきます。
また、こうしたFX業者のほかに、個人投資家を食い物にする、ネット上で横行している商材屋というのでしょうか、必勝法や自動売買ソフトを扱っている者たちです。
もう何年か前の話になりますが、私のところで少し勉強した友人が、負けが込んできて、ネットで見つけた必勝法を、藁をもすがる思いで3万5千円か4万5千円だったか忘れましたが、それを買って、そのマニュアル通りにやっていって、とうとう娘さんの進学資金にまで手を付けてしまい、どうにもならなくなって、私のところにその商材を持って相談に来たことがありました。
その必勝法なる数ページの薄っぺらいマニュアルを見てみると、思わず笑いが出てしまいました。
そのマニュアルには、分度器を使ってテクニカルインジケーターのMACDの上昇、下降の角度を見て、何度以上になったら売買のポイントを見つけるというものでした。
ついでに、この商材が宣伝されているホームページを教えてもらい、見ましたが、そこには「ダイソーで100円で売っているあるものを使って・・・・」という見出しで、内容を読み込んでいくと、何をやっても勝てない個人投資家なら、いつかこのマニュアルが救世主のように思えてくる文脈になっています。おそらくプロのコピーライターが作成したのでしょう。この必勝法マニュアルは3流以下の点数などつけられないお粗末そのものだけど、宣伝コピーだけは素晴らしい傑作でした。
こうした商材や、あるいは自動売買ソフト等のネット上を賑わしているものを、私も時々目にした時にどんな内容が書かれているのだろうと見ていますが、どれもFX投資の救世主のように思える内容のものがほとんどです。実際は実物を見たことがありませんから何とも言えないということが本当のところですが。
しかし、こういった類のものは次から次に出てきており、今では数えきれないほどあります。
私が始めた頃は、本屋にですらFX関連書籍は皆無でした。
あれから、20年が経ってみると、本屋には関連書籍がずらっと並び、ネット上で宣伝されている商材類は、次から次に生まれては消えていっているのが現状です。こうしたネット上を賑わしている商材がもし本当の勝ち組にしてくれるのであれば、日本には今頃、億万長者がゴロゴロと毎年のように数万人単位で増えているはずです。
自動売買ですが、2010年を過ぎたころからAI(人工頭脳)とかアルゴリズム、HFT(High Frequency Trading)と呼ばれる自動売買ソフトを目にします。
確かに一部の銀行や証券会社、機関投資家、ヘッジファンドではこうした自動売買取引が行われているそうですが、こうしたシステムを開発、維持するためには多大なIT投資が継続的に要求されるようになっており、そこで多額の投資負担を賄えない銀行や証券会社の中には、外為ビジネスの一部ないし全部を他行等に委託する先も見られているのが自動売買世界の現状ですから、数万から数十万円程度の個人投資家に売られている自動売買ソフトがどんなものか想像できてしまいます。
外国為替市場には、日々進化している自動売買システムや金融のプロたちが戦う土俵上に、アマチュアの私たち個人投資家が同じ土俵に上がり戦わされているのが現状です。
個人投資家は相場を作ることなどできません、相場を作っているのは巨額の取引をしているプロたちです。相場を作れない私たち個人投資家は、プロたちがつくった相場の波にどううまく乗り上げていけるかが勝敗のポイントになります。
私のトレードは、特に通貨ペアの特定はしていません。最近はGBPUSDの取引が中心になっています。
その理由は、GBPUSDの5日平均のアベレージは204P動いています。
ドル円の5日平均アベレージが89Pですから、実にドル円の倍以上の値動きがあるということですから、トレードのチャンスは広がります。
ちなみに昨日14日のトレードは夜に入った20時頃から始めて、午前3時頃までに10万円の差益を出しています。
同じポンドがらみではGBPJPYは5日平均のアベレージが288P動いているので魅力ですが、値動きからエントリーしやすいのはGBPUSDのほうが読みやすいのです。
私たちは専業トレーダーといっても、相場を作れないしがない個人投資家に過ぎません。それを専業だからという理由でプロと言えるのだろうか?
私個人は、自身のことをプロなどとは思っていません。
しかし、有能な相場の提灯持ちであるとは思っています。
その提灯にいつ灯を入れるのか、じっと待つのが個人投資家。
だから私のトレード法には、秘伝とか特別な方法はありません。
ただ、私が教訓としているのは以下のことを心掛けています。
「金と女は追えば追うほど逃げていく」
女性の皆様申し訳ありません。