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日経新聞(日本経済新聞)出身の田村秀男氏と大蔵省(現財務省)出身の筆者が、古巣の実態について語り尽くした本です。行政とメディアはどのような関係を持っているか。政治家は財務省にどのように籠絡されるのか。財務省は学者と新聞の論説委員を、日経新聞は学者を、どのように使っているのか・・・。
行政、メディア、学者の負のトライアングルの中で、日本経済についての本質論は置き去りにされてきた。バブルとバブル崩壊についてトンチンカンな議論をし、デフレを放置して消費税増税を行った。その際、金融政策でトンチンカンに拍車をかけたのが「大蔵省の出張所」と筆者が呼ぶ日銀だ。本書では日銀法改正の不純な動機についても語っている。
2013年に退任した日銀の白川方明総裁について白川時代の日銀をどう評価するのが正しいのか。筆者の評価は、ハッキリ言えばデフレ脱却を妨げた戦犯である。・・・