私は今まで5年おきに転職を繰り返してきました。
「なぜ仕事が続かないんだろう?」
「私は飽きっぽい人間なのかな?」
「あー、でももう無理!」と、ずっと自分を責めていました。
そしてヒューマンデザインで自分の特徴を知ったとき、すべての謎が解けたのです。転職を繰り返していたのは、私の欠点ではなく、生まれ持った特性だったということが分かりました。
同じように転職を繰り返している方に、そして適職が見つからない方に私の体験をお伝えしたいと思います。
5年周期で転職を繰り返していた私
振り返ってみると、5年毎くらいに転職していました。友人からは「また辞めるの?」「そろそろ5年になるね」という目で見られ、面接でも転職理由を説明するのに苦労しました。
今思うと私の友人は私の転職パターンを知っているようでした。
ちなみに、アメリカでの転職は「キャリアアップ」「市場価値の向上」として肯定的に捉えられるのですが、日本では「新卒一括採用→終身雇用→年功序列」というシステムがまだ定着しているため転職は「会社を裏切る」「我慢が足りない」と見なされてしまうことが多いです。
私が日本に帰国をして転職活動を始めると、引越しや転職を繰り返していることを否定的に受け取るような質問が飛び交いました。
「きっと私は根気がないんだ」
「集中力が続かないんだ」
「意志が弱いな」と思い込んでいました。
長く勤めている人を見ては、「どうして私にはできないんだろう」と落ち込むこともありました。
唯一楽しかった仕事があった
2箇所ほど、心から楽しいと思える仕事がありました。それは3ヶ月から1年のスパンで仕事内容とチームメンバーが変わるプロジェクト型の働き方でした。
様々な国のプロジェクトに関わり、いろんな文化背景を持つ人たちと仕事をしました。毎回新しいチャレンジがあり、学ぶことも多く、毎日がとても刺激的でした。この時だけは「仕事って楽しいものなんだ」と心から思えました。
でも当時は、なぜこの仕事だけが楽しかったのか、考えもしませんでした。「たまたま良い会社だったのかもしれない」程度に思っていたのです。
しかし、楽しかった時期もやがて過ぎ、新しいことにチャレンジしたい気持ちと、頑張り過ぎた気持ちが混じり合い、次第に新鮮な気持ちを失ってしまいました。
苦痛だった職場での出来事
苦痛だった仕事もありました。この会社では、毎日同じ作業の繰り返しでした。ルーティーンワークが中心で、変化のない日々が続きました。朝起きて「また今日も同じことをするのか」と思うと、出社するのが本当に苦痛でした。午後3時を過ぎると決まって頭痛が始まり、退勤して電車に乗るとその頭痛は不思議と治る。このような毎日を過ごしていました。
周りの同僚は特に不満を言うこともなく、淡々と仕事をこなしていました。「みんな同じ仕事をしているのに、なぜ私だけこんなに辛いんだろう」と、また自分を責めるようになりました。
そんな中、私は会社の手続きで、お金に関わる大きな問題を発見してしまいました。これは創業以来ずっと続いていた慣行らしく、誰も気づいていませんでした。
上司に報告すると、「厳しすぎる」「そんなこと言うのはあなただけ」と言われました。結局、この件がきっかけで会社にいづらくなり、2年も経たないうちに退職することになりました。
ヒューマンデザインとの出会い
そんなある日、ひょんなことからヒューマンデザインという性格分析を知りました。生年月日と生まれた時間、場所から、その人の生まれ持った特性を読み解くものです。
私のヒューマンデザインを調べると、なぜこのようなパターンを繰り返したはっきりとデザインに現れていました。
マニフェスティングジェネレーターの特性:
新しいアイデアや機会に即座に反応し、実現に導く力がある
Gate 35「変化のゲート」の特性:
変化のない状況では物足りなさを感じる
一つの体験を終えると、次の新たな機会を探し始める
私がルーティーンワークに耐えられなかったのは、怠け癖でも飽きっぽい性格でもなく、生まれ持った特性だったのです。プロジェクト型の仕事が楽しかったのも、常に変化があり、新しいチャレンジがあったからだということが分かりました。
そしてさらに驚いたのは、Gate18という特性についてでした。
これは「問題のあるパターンを識別し、改善策を提供する能力」を表しているます。
私が会社のお金の問題を発見したのも、偶然ではなく、この特性が働いたからだと分かりました。創業以来誰も気づかなかった問題を中途採用の私が一瞬で見抜いたのは、このGate18の特徴だったのです。
「厳しすぎる」と言われたことも、実は私の才能の現れでした。論理的な一貫性を求め、不整合を見つけて修正しようとする衝動は、このGate18の特性によるものだったのです。
すべてが腑に落ちた瞬間
ヒューマンデザインを知った瞬間、これまでの人生がパズルのピースのように繋がりました。
5年おきの転職は「失敗」ではなく、自分に合わない環境から抜け出そうとする正しい本能だったのです。問題を指摘して煙たがられたのも、社会に必要な役割を果たしていたからでした。
自分を責め続けていた長い時間が、一気に解放されたような気持ちになりました。
新しい働き方へ
自分のデザインを知ってから「長く勤めなければ」というプレッシャーを感じることはありません。変化を求めるのは自然なことで、それに従って生きることが自分らしい人生なのだと分かったからです。
適職が見つからない人へ
多くの方のヒューマンデザインを見させていただく中で、転職を繰り返す方、適職が見つからなくて困っている方に本当によくお会いします。
皆さん「自分が悪い」と思い込んでいらっしゃいますが、実際は私のように、生まれ持った特性によるものであることがほとんどです。
ヒューマンデザインを調べてみると、その理由が分かるかもしれません。欠点だと思っていたことが、実は生まれ持った才能だったという発見があるかもしれません。
私とは正反対でルーティーンワークが得意なデザインを持つ方もいらっしゃいます。一つのことに没頭することでそこから大きく才能が開く可能性を持つ方もいらっしゃいます。
ヒューマンデザインがあなたの長年の謎を解く鍵になるかもしれません。