旅館ブランディングについて

記事
コラム
ある旅館の女将と今後の戦略に関してメールのやりとりをしていました。

テーマ・・人吉温泉「しらさぎ荘」ブランディング戦略に関して
 まず考えなければならないのは
しらさぎ荘がどんな旅館であるかを内部的に定義しておくこと
そして、その事をいかに外部にアピールしていくか、ビジュアルアイデンティティをまとめ実際のコンテンツ、媒体などを企画すること
結果として、旅館の目指すべき形が何かを内外問わず共有できること
共有できているかとは、下記のグループとの認識が共有されているという事である。
それはお客様を含めた、取引先、地域の仲間、銀行、商工会などアウターブランディングと社内におけるインナーブランディング。ここに経営理念の大事さがあるわけです。
それは、目に触れるもの、耳に聞こえるもの、ものの言い方や態度やあらゆるものが媒体となるという事を認識しておくこと
現代においては、SNS、広告、web、イベントなどによって世界に発信していくこと
基本となるコンセプトを簡単な言語で、合言葉として存在していること。又コンテンツ内容の統一感とそれをかかわっている人が外部内部を問わず説明できること
結果、お客様が当館を選んでくれるための選択肢を提供し続けていくことになる
「この指とまれ」的発想からお客様のニーズを開拓していくという事に収斂される
つまり、そこに「私たちの旅館が存在している理由があるのです」
  これらのことを前提にマーケティングストーリー顧客心理を考えたい・・・
田舎暮らしに興味をもって、定年後の移住を考えてはみたものの、実際に住むという事になると、都会ならではの便利さを捨てるわけだし 「田舎は遊びに行くとこであって暮らすところではないよ・・」と色々先輩や友人が教えてくれているのも事実であろう・・
 とはいうものの慌ただしい都会生活、コンクリートに囲まれた世界から少しだけ脱出し、昔の懐かしさを感じさせる「故郷」に帰ったようなそんなところを味わいたいなぁとこの年になって(50代から60代の夫婦)思うようになってきた。
少しだけ、時間も経済も余裕ができてきたしたまには旅にでもでようか、温泉につかりのんびりと食事をし旧跡をめぐるもいいかもなぁ。
  「ときめきとなつかしさ」「ふるきをたずねあたらしきをしる」と心の豊かな時間を過ごしたいと思っている都会の中高年のお客様の心の中の声・・・
めたものを公開いたします。

     私たちの提言はそうした声を受けて
お客様に対し「ぜひとも、日ごろのあわただしい時間から解放された非日常を体験してください・・・
という「旅館ライフ」
を提供するのが「しらさぎ荘」の役割です。

これらを踏まえていくつかの言葉を書き並べてみた
・なつかしさやときめきを想起させる雰囲気
・田舎ならではののんびりした時間
・飾りっ気のない素朴さや野趣に富む世界観
・それは、遠い山々の景色
・蛍の飛び交う川のせせらぎ
・緑が波打つ青田の風景
・抜けるような青空
・澄んだ空から降り注ぐような星々
・聞こえてくる静寂さの中のわずかな音
・自然の律動の中に森羅万象が息づいているという実感
・その自然の律動は、時を刻んでいる音なき音であったり木の葉のゆれる音
 大地の呼吸が聞こえてきそうな静寂性
・何もない自然のままの風景
・わびさびの世界観と意図された空白の美
・詩は七十二侯という季節の細やかな表現を可能にする日本語の美しさ
・表現の方向性として各部屋の名称やテーマ推進のためのデザイン工夫
・人吉今昔物語の展開としらさぎ荘の歴史観・・・大正・昭和・平成そして令和へ
・ご当地ならではの郷土食豊かな料理提供
・伝統とモダンの融合
・野趣と洗練された現代のファッション・・・器選びのメリハリに関しての考察
・お客様お迎えからお見送りまでのグリーティング・・・方言の有無
・観光案内など史跡や回遊方法など、又見どころなどのラインアップ
・その他
・地域観光資源のリストアップ
     これらの言葉を参考にデザインコンセプトを構成しようと
       思っています。
・・・とまぁこんな感じで共通認識を持ちながらブランディングを図っていったという事です。参考になればと思い公開いたしました。参考イラストは👇
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