木々に囲まれたカフェ

記事
コラム
佇まいに心が癒されるようなおしゃれなカフェがあります。アンティークな家具としっとりとした木々を眺めるにぴったりな開放的なガラス壁、おおよそ
40席程度の所謂「デザイナーズカフェ」とでもいうのでしょうか・・・
ちょっとした郊外に存在するこの店のオーナーはどうやら「建築デザイナー」らしい。デザイナーというところがミソ・・建築業者といった施工会社の発想ではここまではできないだろうと私は推測するのであります。
 今まで多くの企業が異業種から外食業へと参入の事例を見てきましたし自らも開業のお手伝いをしてきた体験からいえることです。
 事例のひとつに不況期という事で需要の減った住宅建設の会社が外食業に参入していったという事。
 どんな業種にもその経営手法に独特な考え方というものが存在します。そもそも住宅建築を仕事としてきた経営者にはこんな考え方の方が多かったように記憶しています。安価な原材料を手配出来ること・・木材を手に入れるためには多少遠くても山林ごと買ってしまってもいい・・・工期は最短で仕上げる事そのための綿密な工程管理が必要であること・・・そのことによって金利負担期間の短縮や職人の稼働効率を上げることによって人件費をおさえることができるということ・・・結果リーズナブルな価格での販売を可能にすることが出来ます・・顧客にとっても経営側にとってもメリットがあるという事です。これらを踏まえてこの経営者は「飲食業の扉をあけ、自らで店舗建築を始めるわけです。
当然飲食の専門家を雇い入れ運営を任せるという事になるのですが・・・・
 まずは、建築の話し既述したように基本思想は、安く仕上げる。早く仕上げる、効率を考える、ローコストというのがぬぐい切れない癖のようなものだから、当然のごとく店舗のデザインというところに気が回らない・・・という事になり、自らが足を運んで気に入った店の外観、内装を真似た店をつくった、閉店したお店の建築物を安く買い、中古の家具を仕入それをうまく活用して自店に取り入れたりといった具合に・・
 これが建築業の思想なのです。
多くのお客は自宅での食事空間では体験できないことを外食という行為に求めているわけだから、店側の都合優先、コストや効率、建築工程などの短縮がどうとかは関係ないのです。
 付加価値の提供が大命題の飲食業にはその思想は通用しません。
こうして件の店舗は遠くない将来に閑古鳥が鳴くことになります。
ノンコンセプト ノンビジョン ノンポリシーの店づくりの典型でしたが、
ある組織を通して、私に相談があったのですがどのように改善していったかはまた後日書きたいと思います。
 ノンフィクションストーリーとして・・・
今日の一筆は👇
IMG_6613.JPG




サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す ココナラコンテンツマーケット ノウハウ記事・テンプレート・デザイン素材はこちら