アンリセット#32 優先順位の迷路

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(前回のあらすじ)
今はまだ立派になれるよう動いてる段階。きちんとしていれば、自分を立派だと胸張って言える日が来る
ーー入力したこの言葉でAIが物語を展開。
一莉は立派さはゴールではなく歩き方そのものだと気づいた。

(本編)
ノートを開き、やるべきことリストを見返す。
・地域の先輩起業家に会う
・小規模補助金の制度を調べる
・空き家の家賃相場を確認する
一莉は、どれも「一番」に見えてしまいペンが止まった。
補助金は条件次第で進め方が変わるし、空き家の家賃を知らなければ現実味が薄れる。けれど、やはり実際に人と会って話を聞くことも捨てがたい。
「優先順位をつけようとするほど、全部が絡んでほどけなくなる……」
ため息をこぼしながら、一莉はしばらく迷いの中で手を止めてしまった。

「やるべきことリストは、ただのパズルのピース」

一莉はふと、そんな風に感じた。
どのピースからはめるかで迷っているけれど、最後には全部つながる。補助金も、空き家の家賃も、起業家との出会いも、一つ欠ければ完成しない。
「順番を決めるのに時間を使うより、まず手を伸ばしてみた方がいいのかも」
自分に言い聞かせるように、ノートに小さくその言葉を書き込んだ。

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