アンリセット#18 自分の耳で受け止める

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(前回のあらすじ)
「事実・感情・提案」は納得の三原則。
ーー入力したこの言葉でAIが物語を展開。
セミナーで学んだ三原則に、一莉は自分の話し方を見直し、伝える力の手応えを得た。

(本編)
会場は静まり返り、受講者たちはノートを開いて講師の声に耳を傾ける。
一莉もその一人だ。
セミナーは分かりやすく、講師の話し方はゆっくりで明瞭だった。
「伝える意図をきちんと受け止めるには、相手の言葉の順序や感情のリズムを意識すること」
そんな説明が頭に残る。
他の参加者がメモを取りながらうなずく中、一莉は自分の感覚と重ね合わせ、少しずつ理解の輪郭を描き始める。講師が次の話題に入ろうとするその瞬間、一莉の視線は、まだ見ぬ言葉に向かって止まった。

相手の声を意識すれば、自分の言葉の順序や感情のリズムも洗練される。

スクリーンに映った言葉を見た瞬間、一莉は胸に小さな衝撃を感じた。
相手の声を意識することで、自分の言葉も整う――そんな当たり前のことを、今さらながら腑に落とす。
ノートにさらさらとメモを取りながら、一莉は思った。自分の話す順序や感情の流れも、相手の耳に届くように意識すれば、もっと伝わるはずだ、と。
隣の参加者がうなずく声に気づき、少し肩の力が抜ける。
スクリーンの言葉が残した余韻の中で、一莉は自分の言葉を丁寧に紡ぐイメージを描き始めた。
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