集客をうまくするために必要な手順4

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ビジネス・マーケティング
集客の準備編はこの回が最終回です。

まだ手順の1~3をご覧になってない場合は、
こちらからご参照ください。

【手順3のおさらいから】

簡単に前回、手順3のおさらいをします。

3C分析の後のステップのお話をしました。

3C分析で、見込み客像を見える化する、
そして、その次はキーワードをしる必要がある、
というお話でした。

キーワードが必要な理由は、

言葉がなければ
「見込み客⇔自社のコミュニケーションができない」
から、とお伝えしました。

スタバで、オーダーができたのに名前を呼ばれない…
だから、オーダーを受け取れない…
という例もあげました。

このようにキーワード(言葉)がなければ、

受け取って欲しい相手に、
受け取って欲しいものを、
受け取ってもらえないんです。

だから、キーワードを抽出する作業が必要になってきます。

【世間一般に行われていること】

ここまでは、集客の定義、集客の準備(前半)、
そして後半でキーワードが大事、
とお伝えしてきました。

ここまで読んで、あなたはどう感じましたか?

やってるよ、と思われているかもしれませんね。

はい、そうだと思います。
個人でも企業でも組織の規模にかかわらず、
取り組みはされていると思います。
でも残念ながら、あまりできていないのが現状です。

結果、集客がうまくいかなくて…
LPが…導線が…プロモーションが…
だから助けてください…
という話になります。

どういうことかと、コンセプトは理解していても
具体的なアクションをとっていない、
もしくは根本の理解が間違っている(ずれている)、
ということです。

穴の開いたバケツにどれだけ水を入れても
バケツがいっぱいになることはないですよね。

それと同じような状態になっているわけです。

だから、施策を変えても、担当を変えてもうまくいかないんです。

イヤですよね…ショックだと思います。

一生懸命やっていて、しかも反応がゼロなわけではない、
だから、やることやってるのに、うまくいかないのは、
施策だったり、担当だったりの問題…
だから、それらを変えれば結果も変わるはず…
そう思いますよね。

だから間違ってるなんて
受け入れられない…そう思います。

私もそうでした。
は?
何を言ってるんだ、と…。

言われたことやってるし、頑張ってやってるのに…
なのに、できてないとはどういうことだ…と…

でも、できてなかったんです。それが現実でした。

そして、同じ現実がいまも起こっていて
みなさん苦しんでいます。

多くの場合は、「きちんと」できてない…
3C分析もできていない、
キーワードの扱いもできてないんです…

ショックでなかなか受け入れられない場合は、
ここで少しお休みをしてください…

ここからがとても大事なので、
冷静な状態で読み進めることをお勧めします。
全然問題ないようでしたら、先に進んでください。



【キーワードと対峙する手順】

ここが準備の大事なところです。
3C分析でターゲット像を描きました。

メガネの例でいうと
「視力低下した人(見込み客B)」になります。

じゃあ、この見込み客Bさんは、
何を考えて、どのように行動するのか、
それをキーワードを通して浮かび上がらせよう、ということです。

手順としては、

1.キーワードの抽出
2.整理
3.絞り込み

順番に見ていきましょう。

【キーワードの抽出】

これは、苦行と言えるかもしれません。苦笑

力技というかひたすらキーワードを拾って、
エクセルにまとめていくことになります。

リアルなお客さんの声
ネットの検索
知恵袋
などなど…

いろんなリソースからキーワードを拾って蓄積していきます。

掘り下げの度合にもよりますが、
数百から数千といったところでしょうか。

例えば、
「視力低下した人(見込み客B)」が
反応しそうなキーワードは、

目が疲れる
頭痛
クスリ

といったものが含まれるかもしれません。

そうしたキーワードを見つけて、
エクセルに記録していきます。

イヤですよね…
やりたくないですよね…苦笑
書いてる本人が想像するだけで
またあれをやるのかぁ…となります。苦笑

【キーワードの整理】

次に抽出したキーワードの整理をします。

整理というのは、類似性のあるものをまとめる、
という作業です。

視力 医者
視力低下
見えない 検査

といったキーワードがあると出てきたとします。

このキーワードの集まりはどのようにまとめることができる
でしょうか?

目が見えなくて医者で診てもらって検査したい人たち?

それとも

医者で診てもらいたい人たちと
メガネ屋さんで検査をしてもらいたい人たちと
別のくくり?

整理する作業はのちのちのコンテンツの内容に
関わってきます。

例えば、
「医者に診てもらいたい人たちの集まり」であれば、
医者に診てもらう際に必要な情報を提供すれば
役に立つ、と考えることができます。

一方で、

「医者に診てもらいたい人たち&メガネ屋さんで
検査してもらいたい人たち」とまとめるのであれば、
医者に診てもらう際に必要な情報だけだと、
メガネ屋さんで検査してもらいたい人たちを
置き去りにする可能性があります。

このように抽出したキーワードを丁寧に
ひとつずつまとめていきます。

これも力技ですね…苦笑

【キーワードの絞り込み】

最後にまとめたキーワードを絞り込みます。

このまとまりは必要、これはいらない、
というように、仕分けをして絞っていきます。

絞ると100~2、300くらいのキーワードになるかと思います。

ここまで来ると、
「視力低下した人(見込み客B)」の頭の中が
だいぶ見えるようになってきます。

実際にやって、リストの中身を見てみましょう。

恐らくいままで見えていなかった発見がたくさん
あると思います。

【苦痛だからこそ結果が変わる】

駆け足でお伝えしてきましたが、ここまでが「集客の準備」になります。
いかがでしたでしょうか?

知らなかった、足りなかった、もっと知りたい…
などいろいろな感想があるかと思います。

ここまでの作業は、業界や業態にもよりますが、
1ヵ月くらいかと思います。

ひとつずつ丁寧にお伝えしてきつもりなので、
これを見て、あなた自身で作業ができるかと
思います。

集客に困っている人は、悩みが減ると思います。
集客を教えている人は…強力な武器を得ましたね。

知っていれば誰でもできることです。
業界を限定するものでもありません。

でも、ここでキーになるのは、
実際には誰でもできるわけじゃない、というところです。

なぜなら、めんどくさいから。

つまり、ほとんどの人がやらない、めんどくさいから。

100個200個のキーワードくらいだとたいしたことないです。
絞りだすのに時間がかかりますが、ひいこらいって
絞りだすことはできます。

私が今まで習った講座でもそういった話が多かったです。
今回お伝えした内容は、簡単にいうと、
「それじゃ足りない」というお話です。

100個200個でも大変なのに、
数千個って意味がわからない!と思うかもしれません。

でも、これがやっている人・組織がやっている世界です。

≪誰でもできることを誰よりもやる≫

そこまで誰もやらない、だから、抜きんでるわけです。

そこを念頭においてみてください。
なので、誰でもできるけど、実際にやる人は少ないです。
だから、できたらすごいことですし、
できなくてもがっかりしないでください。

少なくとも、次に外注する時に基準ができると思うので、
過程や結果に対しての不安が少なくなると思います。

もしわからないこと、もう少し知りたいこと等々
あれば、お気軽にご連絡ください。
きっとあなたの現状の改善にお役にたてるかと思います。
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