■ライバル店に必ず勝つ!時間差広告で売上げ急上昇!

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ビジネス・マーケティング


●今回ご紹介するスゴイ!販促ノウハウは、少し【取り扱い注意】な
 ノウハウです。


でも、商売に「情け」は禁物。


 ライバル店を蹴落とさない限り、あなたのお店が「地域一番店」にな
 ることはありません。


 商売をする上では、ときにこのような非情な戦略も必要であるという
 ことを認識する意味でも、是非じっくりとお読みください。



●ある酒屋さんJ店で、実際に行われている販促手法です。


 J店の地域には、ライバル店が2店あります。


 J店は売上げ額で、3店中2位のお店です。


 「なんとしても地域一番店のA店に勝ちたい!」 そこで、J店が行
 った手法が

 【時間差広告】です。


 では、「時間差広告」について、まずはその流れを説明いたします。



 まず、J店・店主はライバルA店のメイン広告である「折込チラシ」
 を徹底的に研究したそうです。


 チラシの折込頻度・折込時期・内容など…。


 そして、ある日新聞にA店のチラシが折り込まれると、すぐに店内を
 (A店の)チラシに記載されている価格から数%安い価格設定にしま
 す。


 そして、そのことをLINEで告知します。


 LINEは事前に「雛形」を作成しておき、A店のチラシを見
 ながら、全ての商品を少しだけ安く書き換えて配信します。


 チラシを新聞に折り込むには時間がかかりますが、LINEな
 ら【瞬間的】に情報を送ることができるのです。


●小売業では「価格」が重要なポイントとなります。


 そのキーポイントを、ライバル店の動向を見ながら【時間差】で告知
 するわけです。


 勝って当然の戦略です。


 しかし、J店ではあえて【半日遅れ】で情報を送ることにしました。


 その理由は、地域の消費者の「イメージ」を完全に書き換えるためで
 す。


 …どういうことかといいますと、(ある日の)朝のチラシ情報をもと
 にA店で購入した地域の消費者が、昼過ぎのLINE情報を
 見ることで、

 「A店で買ったけど、J店のほうが安いじゃん!!!」

 と思わせるためです。


 ※さらに、一日遅れで周辺地域へのチラシポスティングも実施。


 そして、J店はこの「時間差広告」を半年間続けることで、消費者の
 深層心理に

 『A店よりもJ店のほうが安い店』

 というイメージを埋め込むことに成功したのです。


●消費者のイメージとは怖いものです。


 とてもわかりやすい事例では、家電量販店のヤマダ電機が、このイメ
 ージ戦略で日本一の座につきました。


 各店の価格をよくよく調べてみると、ヤマダもコジマもビックカメラ
 もたいした金額差はありません。


 差があっても、わずかな額の場合が多いのですが、消費者の深層心理
 のなかには

 【ヤマダ電機=安い店】というイメージが植えつけられています。


 結果、どういう現象が起こるかといいますと、いちいち広告比較をし
 なくてもヤマダに足を運ぶことになるのです。


 こうなればもう、ライバル店に勝ち目はありません。



 そして、J店でも半年後には地域一番店になることができました。


 これが「時間差広告」の怖さです。



●次に、J店が行ったLINEの「収集法」について説明いたします。


 J店では、2ヶ月に1回のペースでプレゼント企画を行っています。


 その告知媒体は「折込チラシ」です。


 ビールなどのプレゼント企画で、応募方法が必ずLINEのアカウント名
 と携帯電話番号を記入するようになっています。


 例えば↓こんな感じです。


 『携帯電話の下4ケタが店頭発表の4つの数字と一致すれば○○○
 プレゼント!』

 『LINEアカウントのなかに店頭発表のアルファベット・数字が4文字
 以上含まれている場合は○○○プレゼント!』


 という具合です。


 ※1文字違いで、2等・3等なども用意しています。


 ちなみに、店頭発表はわざわざ来店しなくても、当選された方には賞
 品をプレゼントします。


 来店促進が目的ではなく、リスト収集が目的だからです。


 そして次回のチラシでは、店頭発表の場面の写真を掲載し、公正な企
 画であることを訴求します。



 つまり、J店ではLINE・携帯電話番号という

 【即効性のあるリスト】を徹底的に収集しているのです。



 いかがですか?

 ライバル店からは相当恨まれそうな「時間差広告」。


 しかし、日本は資本主義の国です。


 ここまで徹底した戦略を行うことについては何の問題もないのです。



●もうひとつ「時間差広告」に似た「おまけ」情報です。


 最近、頻繁に起こっている地震。


 地震が起こると、災害グッズの売れ行きが上がります。


 また、芸能人がある病気で倒れると、その病気に効果的な薬やサプリ
 メントが売れ出します。


 これは消費者心理としては当然のことで、世の中の現象や有名人の動
 向がそれだけ注目されている証です。


 しかし、世の中のほとんどのお店が、そういった「世の中の現象」を
 利用できていません。


 なぜかというと、それらの現象はある日突然起こるからです。


 ある日突然起こり、慌ててチラシなどを作成しても、配布する頃には
 (消費者の)興味が薄らいでいることが少なくありません。



 しかし、個人薬局H店では、お店の主要商品の売り込みチラシのデザ
 イン案を事前に(複数)用意しておき、ある「現象」が起こるとすぐ
 にコメントを追加し、町の軽印刷屋さんにその日のうちに印刷しても
 らい、その翌日には地域に新聞折込をするのです。


 通常、新聞折込を実施する場合は、「折込代理店」を通して行うので
 2日後の告知となりますが、H店では事前に地域の新聞販売店と直接
 取引をする交渉を行っており、(持ち込んだ)翌日には新聞折込がで
 きる体制を整えています。

 ※地域によっては難しいエリアもあると思います。あなたの地域の
 2~3の新聞販売店に問い合わせてみてください。


 もちろん、ここでもLINE・携帯電話を活用することも可能です。


 消費者の関心度合いが一番高い瞬間を見極めて勝負をする。


 勝って当たり前の戦法だといえるでしょう。



 同じ経費をかけた広告でも、「時間」をうまく利用することで、売上
 げを何倍にも上げることができる今回の2つの手法。


 あなたのお店の「商売繁盛」に是非お役立てください。




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