この1年、私は
虐待してしまった人、虐待を受けている人、
そのどちらにも何人も出会ってきました。
多くの人に共通しているのは、
ある日突然キレてしまったわけではない、ということです。
何年も、何十年も、
怒りや悲しみを胸の奥に押し込み、
ずっと「我慢」してきた。
けれど、
親子の力関係が変わったとき、
身体や生活に余裕がなくなったとき、
その我慢の壁が、ふっと低くなることがあります。
溜まっていた感情が多い分、
ほんの小さな出来事でも、
一気に壁を越えてしまうのです。
我慢とは、
自分が盾になって気持ちを抑えている状態です。
本当は怒りたい。
本当は悲しい。
でも、
怒りを出したらもっと傷つく人が出る。
言っても何も変わらない。
自分が悪者になるのは嫌だ。
そうやって気持ちを“ふさいだほうが被害が少ない”と判断し、出さない。
我慢は、自分と相手を守るための、ある意味で優しさです。
しかし、
誰にも話せず、誰にも受け止めてもらえず、
感情を一人でふさぎ続けることには限界があります。
限界を超えると、感情は「キレる」という形で外に出て、
暴力や虐待になってしまうこともあります。
一方で、虐待を受けている人は、
我慢する以外の選択肢がないです。
辛い気持ちを自分でふさぐしかない。
その状態を漢字で書くと
「気持ちが鬱(ふさ)ぐ」と書きます。
鬱(うつ)という言葉の背景には、
ふさがれた感情があります。
怒りや悲しみは、正論では消えません。
でも、わかってもらえたと感じた瞬間、
不思議と、自分で必死にふさがなくても弱まることがあります。
「話を聞いてもらえたことで、気持ちが抑えられました」
そんな言葉をいただくこともあります。
否定されずありのあまに話せる場所があると、
人は少しずつ力を取り戻していきます。
それは「変わるため」ではなく、
これ以上壊れないための時間です。
我慢を一人で背負わなくていい。
話すことは、弱さではありません。
自分を癒すための選択です。
このサービスは、
問題を正したり、
誰かを裁いたり、
「こうするべき」と答えを出す場所ではありません。
「話してはいけないこと」はありません。
言葉にするのが難しい気持ちも
沈黙も、ため息も、すべて含めて大丈夫です。
我慢が限界になる前に。
ここは声に出しても大丈夫な場所です。
これまで20年以上相談援助の仕事をし、最近では虐待や引きこもり対応をしてきている支援者として、あなたがこれまで頑張って我慢してきたことを受け止めます。
そして、あなたの優しさや強さなど持っている力を一緒に発見してきたいと思います。
サービス利用にあたり
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