紅龍の月ちゃんと卵ちゃん③4/23一部加筆修正しました。
月ちゃんの卵ちゃんへの思いと心配いつもお読み頂きありがとうございます(#^^#)
今回は紅龍の月ちゃんの卵ちゃんへの思いを載せますね。補足は太字で載せています^^月ちゃんはお母さんに卵の孵化を手伝うよう頼まれました。お母さんが忙しい時には、陽気が多くて暖かい紅龍の月ちゃんが卵を抱いているだけで、卵を温めるのに最適だったんです。小龍ちゃんたちのリーダーとして、EEさんだけでなく、小龍ちゃんたちからも信頼されている月ちゃんは、卵ちゃんを受け取る時に、強い使命感に燃えていました。「お母さんが信じて任せてくれたんだから、卵ちゃんの面倒を僕がしっかり見なくちゃ!」と。でもお母さんであるEEさんから卵を受け取って手にした瞬間、その重さと感触が、まるで大切な宝物を受け取ったかのような特別な感覚を覚えました。他の小龍たちとはまるで違う、何かとても特別なものがあると感じたのです。卵を抱いていると、心がぽかぽかと温まり、安心感に満たされました。でも抱いている内に何となく卵の外側は硬いのに、中には驚くほどの柔らかさともろさが秘められているのを感じました。(卵ちゃんはまだとても弱い感じがする・・もろくて傷つきやすそう・・僕がしっかり守ってあげなけきゃ!う~ん・・まずは孵化するためには暖めなきゃいけないよね。ちょうどいい温度で暖める方法は何があるかな?)月ちゃんは卵ちゃんが快適に過ごせるように色々と真剣に考えました。それで試しにおくるみにくるんで見ました。すると卵ちゃんが卵の中でなんだか鼻歌を歌っているような喜んでいる感じがあります。月ちゃんは(やった!喜んでるっ♪良かったぁ)と嬉しくなりました。卵ちゃ
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