他人の気持ちより、“わたしの気持ち”を大切にする生き方
私たちは日常生活のあらゆる場面で、無意識のうちに「他人の気持ち」に応えようとしています。
職場での上司の指示、家庭での家族の要望、友人との関係の中での暗黙の了解――。 それは人間関係を円滑に進めるための自然な営みであり、誰もが経験することです。
しかし、その積み重ねが自分の心身をすり減らしていることに気づいたことはありませんか?
この記事では「なぜ他人の気持ちや期待に応えすぎてしまうのか」「その背景にある心理」「そこから抜け出し、自分自身を取り戻す方法」について考えてみたいと思います。
1.なぜ私たちは他人の気持に応えようとするのか?
他人の気持に応えようとする理由は一つではありません。代表的なものを挙げると、
■自分が価値のある人間だと思われたいから
■過去の経験から「応えなければいけない」と学んできたから
■文化や社会が「期待に応えることは良いこと」と教えているから
■自分の役割を果たしたいから
■相手をがっかりさせたくないから
■相手の喜ぶ顔が見たいから
どれも、とても人間らしく、誰もが自然に持つ感情です。だからこそ「他人の気持に応えること」自体が悪いわけではありません。むしろ、それがあるから社会や家庭が成り立っているとも言えます。
しかし問題は、そこに「自分の意思」が置き去りにされてしまうときです。自分の心の声がどこにも含まれていないまま「相手の目のためだけに動く」ことを繰り返すと、やがて疲労感や空虚感に襲われてしまいます。
そんなときこそ、自分に問いかけてみましょう。
「これは私が本当にやりたいこと?」
この一言が、自分を取り戻す小さなきっかけになります。
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